赦されざる者達の騒動歌―スクラップド・プリンセス〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)
パシフィカ・カスールは「廃棄王女」「世界を滅ぼす猛毒」と人々から恐れられ、そのため様々な敵から命を狙われるが、血の繋がらない兄シャノンと姉ラクウェルに守られながら旅を続ける。今作はとある宿屋で刺客に襲われ宿屋が大破してしまい、そのため、3人は様々なアルバイトをし、修理費を稼ぐ事になる。そして、新たな敵「オブスティネート・アロウ」という特殊部隊の少年クリスや「秩序守護者」という謎の生物の送り込んだ怪物と戦う事になる!!シャノンの剣技とラクウェルの魔法が凄い!!テレビで放映される事が納得出来る程面白いと思うのでお薦めです。
スクラップド・プリンセス(7)〈すてPRIX版〉 [DVD]
同梱のフィギュアはラクウェルの水着ヴァージョンです。足が外れて入っているので組み上げると全長約30cmの大きさです。一応補足しておきますと、小説版のラクウェルではなく、アニメ版のラクウェルです。
DVDの内容も良かったので、大満足です。
捨て猫王女の前奏曲―スクラップド・プリンセス (富士見ファンタジア文庫)
双子のシャノン、ラクウェル。その二人の血の繋がらない妹である
パシフィカ。彼女は「世界を滅ぼす猛毒」と呼ばれる「廃棄王女」…
「スクラップド・プリンセス」。それゆえに命を狙われる。
それを何としてでも守り抜くと決めた、シャノンとラクウェル…
三人の旅は始まり…と書くと、いかにも陳腐なファンタジーである。
設定はいわゆる、剣と魔法の世界。作品中にも北欧神話から引っ張られたと見える魔法が出てくる。そして、「世界を~…」うんぬんという主人公が悲劇的な運命を背負っているところなども、「ありがち」な設定ではある。
しかーーし。その一般的とも言えるファンタジーの設定が、かように面白いのはひとえに作者の力であろう。シリアス口調で語られると見せかけギャァに落とす手法、登場人物一人ひとりの、心に沈む言葉。
また、随所に見られる多彩な、そして詳細な剣や魔法に関する設定も見逃せない。
「スクラップド・プリンセス」。掛け値なしに、面白い。
スクラップド・プリンセスオリジナルサウンドトラック
元々スクラップドプリンセスのファンだった私は、何のためらいもなくこのCDを購入しました。
このCDに入っている曲一つ一つからスクラップドプリンセスの独特の世界観やBGMとして流れていた場所の風景が目をつぶれば見えてくる、そんな完成度の高い作品です。
正直、スクラップドプリンセスを知らない人でも楽しめる、知っている人なら更に好きになるそう思いました。