The Divine Conspiracy
こういったジャンルはウィズインテンプテーションから入っていきました。もっともっと…と、たどり着いて実際聴いてみて、素晴らしいものはどれも素晴らしいのだと改めて感じました。
強烈な個性が集団を形成して打ち出す概念化された音楽は、こんな風にレビューを書いてしまいたくなる程魅力的で刺激的です。
リーブズアイズ(事務員系フェイスのヴォーカル・リブさんがやばい)のヴィンランドサーガもコンセプトアルバムでしたが、日常とはまるで違った世界観を楽しむのはやっぱり止められないです。
Requiem For The Indifferent
シモーネ・シモンズ嬢をフロントヴォーカルに擁するオランダのゴシックメタルバンドEPICAの最新作。
一度聴いただけではよく理解できなかったが、聴けば聴くほど良いと感じる。
従来の神秘性はやや薄らいだ感はあるが、シモーネ嬢の歌唱は実に上品で繊細、かすかなケルト風の色調を帯びた
ゴシックメタルを感じさせる曲やポップス、ロック風の曲、サントラ風の曲など大いに楽しめる。
強めのグロウルとメゾソプラノとの対話、はじける様な女性コーラスもいい。新しい試みも感じさせる。
飽きることが無い、長く楽しめる大作だと思う。
Epica Stella
80年代の作品を思わせるキャラクターに、お世辞にもカッコイイとはいえいロボット。
見た目でかなりの損をしているが、実際プレイしてみるとマルチエンディング、キャラのカスタマイズに待ち時間がほとんど無いローディング、シミュレーションとしての平均基準は超えている一品だと思われます
マイナーなゲームが好きな人にオススメです
Classical Conspiracy
国際オペラ祭でのスペシャルショウのライブアルバム。
とっても聴いてみたかったEPICAのフルオーケストラとの競演ですが、今回は大勢の合唱団も加わる豪華ぶりで
もともと非常にシンフォニック度が高いEPICAの曲が大幅にパワーアップして聴き応え十分。
ヴォーカルのSimone Simons嬢もアルバム出すごとに上手くなってきて、
1st、2ndの頃の不安定さは微塵も感じられません。
CLASSICAL SETの方はいわゆるクラシックの名曲や映画音楽をオーケストラメインで演奏していて、
そこにEPICAのメンバーが加わってますが、EPICAが前面にでてきてるわけではないのでやや不満。