LOVE ~Singles Best 2005-2010~(初回生産限定盤A)
力強いけど繊細な声質。
定評のある素晴らしい歌唱技術ですが、
表現力もドンドン成長しているのがわかります。
ドラマやアニメの主題歌も多いので、
直接的な(ベタな)歌詞も少なくないのですが、
見事に伝えてくる表現力。
最新の
「守ってあげたい」
は感動しました。
あんなベタな曲をあれだけ歌えません・・・。
純粋なバラードではなく、ややアップテンポで
メロディアスな曲が多く、つい似ている曲や
聞いたことある世界になりがちですが、
やっぱり、「伊藤由奈だけの曲」。
物凄い存在感。
ただ上手いだけの歌手。
ただ表現力があるだけの歌手。
ただ声質が良いだけの歌手。
でも、これらが合わさったどうなんでしょう。
それが、「存在感」。
もやもやしているときにこそ
「爽快でスッキリ」します。
(彼女のキャリアでは当たり前ですが)
英語の発音が物凄い自然なのが
さらに聞きやすいです。
でも・・・。やっぱり・・・。
確かにアップテンポも良いですが、
これからも「素敵で大きなバラード系」
をググッと聞かせてもらいたいです。
DVDも作りこみすぎてなく、素朴で、
買って本当に良かった。
アンフェア the answer DVDプレミアム・エディション
私はドラマ版「アンフェア」のファンでしたが、SP1で雲行きが怪しくなり、
それに続く「劇場版1(the movie)」の あまり出来の悪さに落胆した人間です。
本作の直前に北乃きい主演の「ダブルミーニング 二重定義」が放送されましたが、
ほとんど本編に絡まない内容であったため、地デジ録画だけで済ませました。
この最終作「アンフェア the answer」はネット上での酷評がすさまじかったので
まったく期待せずに劇場へと足を運びましたが、単にドラマのイメージと異なって
いるというだけの話で、劇場版1より遥かに完成度の高い仕上がりとなっていました。
また香川照之さんも少ない出番ながら、非常に重要なシーンを熱演されていますし、
監督の佐藤嗣麻子さんによる女性視点でのストーリー描写が目立つ作品です。
プロテクトドングルの謎を打破する香川照之氏のIT技術力が神レベルだったり、
予告編インパクト画用に殺される無関係な女性がいたりと違和感もある作品ですが、
そういった欠点を補って余りあるほど、最後に悪党をギャフンと言わせた後、
「○○、馬鹿かお前は…」と吐き捨て→夫婦の絆を見せ→テーマ曲→タイトル→
怒涛の伏線回収しまくり映像群→中島美嘉「Love is Ecstasy」で決めるという
素晴らしい演出が最高に格好良く、有終の美を飾っていると思います。
映画「シックスセンス」のように、1回目より2回目の方が楽しめる映画であり、
実際の国家機密が入ったUSBメモリの行方を考えるだけで面白い傑作邦画です。
LOVE ~Singles Best 2005-2010~(初回生産限定盤B)
最初は通常盤でいいかなと思いましたが、限定盤の特典CDに気になっていた“She"(ウエラトーンのCM曲)
が入っていたのでこちらにしました。
特典CDのカヴァー曲はどれも完成度が高く、買って良かったです。
アルバム曲は、シングルコレクションなのに最近の曲はあまり知らなくて、前半の曲はあまり馴染みのない曲ばかりでした。
7曲目位からやっと知っている曲ばかりになりました。
特にアルバム未収録の「stuck on you」と「Pureyes」が収録されていたのは嬉しかったです。
「Truth」も壮大な歌いっぷりが好きです。さすがに英語の発音も流暢で綺麗ですね!
欲を言えば、曲順をもっとランダムにしてほしかったです。
アンフェア DVD-BOX
どっぷりはまった友人が紹介してくれて見始めたアンフェアですが、主演の篠原涼子の存在感がしっかりしていて、いい女優さんになったなーと改めて思いました。
このドラマエピソード数がさほど多くない割りに事件が一話完結型ではないので展開が二転三転します。 最初慣れるまでは違和感がたっぷりあったのですが、そーいうものだと思ってしまえば逆にしっかりとストーリーを楽しめますし、色々と推測もできて楽しいです。 これは一時間ドラマにはない要素だと思います。
何か詳しい人の話だと犯人を示唆する演出が色々あるらしくてそういう部分でも楽しめると思います。 ただ、見ていてふっと気づいたのがなんとなーく演出というか様々な部分で海外ドラマの「twenty four」っぽいなーということでした。 勿論どっちも好きな作品なので個人的には全然気にはなりませんでしたけれども。 両方の作品にいえることだと思いますが、アッサリ見るのではなくてじっくり腰をすえて楽しみたいドラマですね♪