Godspeed on the Devils Thunder
イギリスのシンフォブラックメタルバンド、クレイドル・オブ・フィルスのアルバム。2008作
名実共にエンターテイメント・ブラックメタルの頂点に君臨するこのバンド、
本作は「青ひげ」のモデルともなった、ジル・ド・レイ男爵をテーマにしたコンセプト作だ。
前作の出来がどうもドライで中途半端な印象であったのだが、今回は大仰さが復活。
シンフォニックかつ暴虐に疾走するサウンドは、まさにクレイドル節炸裂であり、
歴史的なコンセプトによるダークで荘厳な香りと、そのドラマティックな世界観は、
かつての「鬼女と野獣」を彷彿とさせる、血塗られた暗黒のロマンを感じさせる。
新加入のドラマーもテクニック的に優れており、リズム面でのダイナミックさを引き立て、
ダニ・フィルスのヴォーカルも年季の入ったシアトリカルな声の使い分けがやはり見事だ。
耽美な血の匂いと、映画的ドラマ性で聴かせる傑作。ここ数作では最高の出来だろう。
Evermore Darkly
CDで新曲は、1.2
elder verというのはデモVer
6はForgive〜のトランスVer
最後は現在作成中の初期曲のオーケストラアレンジから
先行。ドラムもギターも歌もないためもろにホラー映画のサントラのよう
DVDは普通に再生可
Lilith ImaculateのPV(久々にエロい)
東欧ツアーのドキュメント
夏に行われたベルギーでのライブ
Godspeed〜、Darkly〜からの曲が聴けるのが
うれしい(Midian以来、来日がないので)
この値段なら単純にDVD目当てで買ってもいいのでは