50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書)
昨年NHKスペシャルで見た、摂取カロリーを制限することで若返り(サーチュイン)遺伝子を働かせる、ということの実践例かな?と興味を持って購入しました。
タイトルの「三十代に『見える』」というところが浅い感じなので買うのが恥ずかしい。「若く見える」だけでは仕方ないじゃん。もっとも、この人の場合、見た目だけでなく中身も若いらしいですが。
内容的には、健康にまつわるさまざまな話題で、自分の期待とは少し違いました。これだけ情報のある世の中で目新しい話題はめったにあるものではないですね。
個人的には、好物のごぼうがよいということ、野菜の皮の効能について納得できたので、なるべく農薬の不安のないものを買って皮ごと食べたいと思いました。
サプリメントについても、どんなに摂取しても吸収できる量には限界がある、と言われるとやはり納得。
野菜の皮は剥かない、部分でなく全体を食べる(とするとたとえばマグロでなくじゃこを選ぶことに。豚や牛も無理だし。)ことが大事、早寝早起き、ということで、なんと、意外にもエコロジカルな生活の提唱ではないですか!こんなライフスタイルなら食糧自給率も上がるし、地球全体の食糧問題だって解決できそう。しかも健康で長生きできるわけですよ!?
しかし、いくら空腹がよいといわれても、一日一食はさすがにむずかしい・・。やはり、仙人への道は甘くはない、と思いました。
体が若くなる技術
ミトコンドリアから健康にアプローチする本。この手の本はいくつかありますが、読みやすいのが、とてもありがたかった。ミトコンドリア――と聞いただけで理科の授業のような気になるが、読めば健康のためになることばかりなので、なるほどなるほど、とペンを片手にページをめくれました。中でも記憶にのこったのが、ミトコンドリアは1週間もあれば増えるということ。これは試しにやってみなければという気になります。自分の体を知って、知った上で効率的に健康維持を図りたいという人にお勧めです。
20歳若く見えるために私が実践している100の習慣
父親が買ったのを読んだが、いくつか納得のいかないところがある。一例を挙げてみると、一日一食だと胃腸の動きが悪くなり、便秘になりやすくなると思う。また低血糖になり、勉強や仕事の効率が落ちると思われる。小食そのものは良いと思うけどね。
筆者が別の出版社で出してる「50歳を超えても30代に見える生き方」と「「空腹」が人を健康にする」くらいまでは、切り口も違うから、まあいいと思ったけど、ほとんど同じ内容で何冊も出すのはいいことなのか?しかも、ほぼ同時期に。
まあ、同じ著者の同じような内容の本を何冊も買ううちの父親のほうが問題あるかな・・・金の無駄遣いだわ
ねこ背は治る!──知るだけで体が改善する「4つの意識」
いい本です。万人の方に知っていただきたいと思う内容。特に猫背を治したい方には大変有効なものだと思います。重心の位置を意識して変える事によって猫背改善を試みる。自然な感じで背筋に力が入り、背すじがスッと伸びます。
ただし、この本で紹介している立位の姿勢が良い姿勢(正しい姿勢)なのかは少し疑問です。(猫背矯正には、よいと思うのですが・・・)
正しい姿勢(背すじがそれなりにスッと伸びた感じで、体全体の筋肉に調和とリラックスがある姿勢)に関しては、別の著作物(「気の呼吸法」藤平光一著)に書かれている内容の方が好感持てます。
正しい姿勢に対して興味ある方は併読されるとよいと思います。
「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法
冷え性を治したいなーくらいの気持ちで買った本だったのに、期待以上でした。
半信半疑ながら本どおり実践したら、予想外にも便秘があっさり解消。(冷えと関係あるとは思ってもいなかった。でもよく本読むと便秘っていう項目もあるんですね~)精神的に不調だったのもよくなりました。実践したとはいっても食の陰陽に気をつけたり、生姜湯を毎日飲んでたくらいなんですが・・。
体温低い方じゃないって人でも実践してみると意外にいろんな不調が良くなる人多いんじゃないかと思います。サプリ等より効果が実感できました。悩み別におすすめの料理や処方が書いてあるのもいい!今は関係ない項目も多いけど頼りになる1冊になりそうです。ただ、食品の陰陽が他の本と違ったり「?」な点もあったので☆マイナス1。