パヴァロッティ・フォーエヴァー
声楽系のクラシックCDはあまり聴かないし、買わないが、パヴァロッティの歌声はやはり手元において置きたいと思った。
ベスト版の宿命で曲ごとの録音状態にばらつきがあり、鑑賞としては落ち着かないが、いろいろなジャンルの名曲が聴けるのはいいとこ取りのメリットである。しかもプライスダウでの発売はうれしい限りである。
美声と歌唱力がすばらしいのは勿論だが、この人の人柄からにじみ出てくる親しみやすさが心地いいと思う。順番再生に飽きたらランダム再生にするとまた新鮮に聞けると思う。
ザ・ヴォイス
彼の声、曲によって変わるのだ。歌い方を変えるっていうのかな。別人みたいに聞こえる。ここが、3大テノールと違うところ。彼等はオペラもポップスも全てをオペラ形式に朗々と歌い上げるが、彼はそうではない。これは結構天才的かも。声質は少し細い気がするが、透明に澄んだ湖のようにどこまでも割れることのない美しい声。クラスに縛られない肩の力の抜けたオペラって感じでこれからも楽しみである。