雅楽「越天楽」三調
個人的に「残楽」の演奏が聞きたくて買ったのですが、あまり雅楽になじみのない方でも、同じ「越殿楽」でもこんなに種類があるのかと、雅楽の面白みを知って貰うのに適した構成になっているのではないかと思います。また、歌詞カード(?)の解説も丁寧で良いと思われます。
ただ、しがない一龍笛吹きとしては、演奏者の名前が分からないのがちょっと残念。宮内庁の名前があるから仕方ないのかな・・・誰か教えてもらえませんか?
黄龍の耳 (集英社文庫)
・広い展開を期待される設定と始まりに比べると
小さめの展開で終わる作品だと感じた。
・中つなぎというか惰性で書いたように思える。
・惰性でも、このレベルの作品をかけるのはすごいこと
だと感じますが、大沢さんの作品の期待値からいうと
あと一超えなにか設定が必要な気がします。
・京都で出会った芸子にしても、敵対していた一族との決着
にもふれておらず、納得のうすい終わり方の作品になっています。