CLANNAD 光見守る坂道で 上巻
細かい点ですが、気になった箇所をいくつか。
・セーブ、スキップ機能が無い。
全部で8話収録されていてオートで進み選択肢も無く、1つの話が大体数十分ほどで終わります。
内容はチャプターで分かれてはいるものの、セーブの概念が無いため途中で中断することができません。
中断するならばスタートボタンでポーズをかけ、スリープモードにするしかありません。
また、スキップ機能も無いため一度途中でやめてしまうとまた最初から延々と見ることになってしまいます。
・岡崎(主人公)の声のON/OFFの切り替えが欲しい。
岡崎の声優は劇場版と同じ野島健児さんです。まったくの個人的なことなのですが、岡崎の声はアニメ版である中村悠一さんの印象が強いため、最初は戸惑いました。
せめてオプションなり何なりで岡崎のボイスのON/OFFの切り替えがあれば良かったなと思います。
シナリオ、音楽共に素晴らしいのですがシステム面の細かい配慮が足りないなと感じました。
下巻も、発売日が近いので恐らく同じ仕様になっているでしょう。そこが残念です。
追記です。
下巻の発売日が製造上の諸事情により変更されました。
改良されていることを願います。
CLANNADオフィシャルコミック (8) (CR COMICS)
渚の死を乗り越え、汐というかけがえのない存在に気付いた朋也。しかしその汐までが…。
私も本当に思った。
朋也が一体何をしたっていうんだ…。
ささやかな幸せを見ることすら許されないのか…?。
こんなの酷すぎる‐…。
ただ、最後に幸せな朋也達を見られたのは嬉しかったです。
私は原作をやっておらず、アニメとこの漫画でしかCLANNADを知りません。しかしアニメでの感動がこの漫画でも忠実に再現されていました。帰りの電車の中で朋也が渚の事を思いだし号泣するシーンは特に感動しました。
ただアニメでも思いましたが、最後の話でなぜこうなったのかはよくわかりません。 でも、この結末にはCLANNADで伝えたかったことが詰まっていると思っています。何回も読みなおしたり、原作をやりたい気分になりました。
最後に。 このみさき樹里さんが描いたCLANNADは自信を持ってお勧めできる作品です。ぜひ色々な人に読んでもらいたいです。
CLANNAD SSS -sapphire- (なごみ文庫)
藤林姉妹が好きなので、表紙を見て購入を決めました。3つの短編で構成されていて、最初の2つはそれぞれ杏メイン、椋メインとなっています。
文章もしっかりしていて、キャラクターの性格も原作そのままなので問題なく読むことができます。
しかし、どちらの話も各々の独白が主体で、物語としての動きが少なかったように思います。また、一方がメインの話ではもう一方の出番があまりなく、姉妹の絡みが少なかったことも残念でした。
最後の話は表紙からは予想できない智代メインです。
藤林姉妹が好きな自分としては星5つとしたいところですが、シナリオにやや不満があります。絵師は非常に素晴らしいのですが……