風間ビルメンい~くんのきっちり雑記帖

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聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-【愛蔵版】 (初回限定生産) [Blu-ray] 映画見ました。
歴史や、ミリタリーがすきというものだったら、誰でも知っている名将。

劇中の中でもその名将の知的且つ冷静な判断は先見があり、魅了される。
役所広司さん、いい役演じられましたね。演技のひとつひとつに五十六の人柄がみられ、ぜんざいを食べるシーン、家族で食卓を囲むシーン、部下と酒を飲むシーンでは、背筋がぴーんと張ってしまうような怖い人物でなく、どこの家庭にでも良そうな温かい父性が感じられ、ほのぼのしてしまいました。

総合的には内容は良かったのですが・・・。
山本五十六という名将一個人を追った映画であるなら、最期にとても厳かな国葬まで営み丁重に奉られたこと、国民が路上で嘆き悲しんだ事も、最後の最後まで五十六が魅了される名将であったことを見られるようなストーリも、「ヒトラーの最期」のような感じで、ヒトラーの自殺後も、ストーリが開されるのもとても面白かったのではないかと思った。
すこし、物足りなかったなぁ。

CLANNAD SSS -sapphire- (なごみ文庫) 藤林姉妹が好きなので、表紙を見て購入を決めました。3つの短編で構成されていて、最初の2つはそれぞれ杏メイン、椋メインとなっています。

文章もしっかりしていて、キャラクターの性格も原作そのままなので問題なく読むことができます。
しかし、どちらの話も各々の独白が主体で、物語としての動きが少なかったように思います。また、一方がメインの話ではもう一方の出番があまりなく、姉妹の絡みが少なかったことも残念でした。

最後の話は表紙からは予想できない智代メインです。

藤林姉妹が好きな自分としては星5つとしたいところですが、シナリオにやや不満があります。絵師は非常に素晴らしいのですが……

特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ-米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実 この本の凄さは、アメリカ人が書いたのに、アメリカよりでもなく、日本よりでもなく、さりとて特攻を
美化することもなく、真実を淡々と書かれて有るところだと思います。
多少、同じ記載内容が複数出てくるところはありましたが、本の厚みを感じない作品でした。
本の最後に掲載されてある、小川大尉のご両親に宛てた「最後の便り」には、胸を締め付けられる思いが
しました。実は、息子が同じ年齢なので、尚更、考えさせられることが多々ありました。
今の日本の現実との乖離が大きすぎることもありますが、是非、現代の政治家の皆さんには読んでいただ
きたい本だと思いました。
以前、読んだ「永遠のゼロ」の内容にも、非常に近いものがありましたが、詳しくは判りませんが、
ひょっとして、戦中の同じ事実が、偶然にも二つの作品のベースとなったのでは・・と思いました。
※息子が読んでくれれば・・と、思いますが、まず無理ですね・・残念ですが

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