緋の鯱 (講談社文庫)
1983年、「週刊現代」に連載された鯱シリーズ第五弾。
日本の警察・検事に対して脅迫電話が掛かってくる。殺人事件で留置中や公判中の犯人を釈放もしくは無罪にしろと無謀な要求を突きつけてきた。その要求が守れなかった場合、脅迫者が名指しした司法関係者が必ず殺されてしまう。そしてさらには汚職事件を起こした前首相を無罪にしろと脅迫電話があった。自分の命を脅かされた裁判官、検事などに辞職者が続出する。このままでは日本の司法は壊死してしまう。仙石文蔵ら超人四人組は正体不明の脅迫者を突き止めるべく行動を開始するが、悪魔<デビル>と名付けられた脅迫者は今度はソ連、アメリカをも脅迫し始める。
物語のプロット的にはシリーズ二作目「黒い鯱」の踏襲である。不気味な能力を駆使する脅迫者が現れ、それに立ち向かう超人グループ。しかし、今回はなかなか敵の尻尾を掴めない。今回の敵はかなり得体の知れない存在だ。闘いの舞台は、なんと時空を超越した世界となる。作者西村寿行が持つ北方領土を奪ったソ連への憎悪。本作はその思いを反映したのか、驚く展開も用意されている。
コミック新旭日の艦隊 須佐之男死闘篇 上 (C・NOVELS COMICS い 1-6)
コミック版の新・紺碧の艦隊が途中で終わってしまいました
作画の居村さんが急逝したためです
続編を飯島さんが書くことになりました
新・旭日の艦隊の外伝という形を取っています
絵に違和感がありますが内容は良く出来ています
飯島さんもがんばりました
紺碧の艦隊×旭日の艦隊 Blu-ray Box ①
大画面で見ても、細かいところまで綺麗に映っているのでよかった。
DVD版が出たときにはお金がなかったので、買わないまま忘れていた。
気づけばBlu-ray版が出る。お金も当時と違い持っている。
ということで迷わず予約、購入したが、非常に満足。