プチ修行 (幻冬舎文庫)
漫画より文章の方が
若干、多めの構成になっています
ちなみに、トニー氏は殆どでてきません
単行本「こんな私も修行したい!精神道入門」を
文庫化したもの
入門書というより
著者の体験記といった内容です
瞑想、写経、座禅、滝、断食、座禅、お遍路、内観
以上にチャレンジします
なかなか、敷居が高いように感じることばかりですが
どの様なことが行われるのか
具体的にわかりやすく描かれています
基本的には、一回だけ体験するのみです
その為、メンタル面の変化などは
あまり伝わってきません
宗教的な要素も内包する事柄でもありますが
そういった要素は極力排除されています
その為か、具体的な施設の案内といったデータは皆無でした
人の行動は実は意識とはあまり関係なく
単にプログラム的に行動していることが多いような気がします
また、内臓などは基本的には意識して機能させることができません
特に興味深かったのは
瞑想のやり方として
行動の後に認識を行う点でした
例えば、
右足を出してから「右」と認識する
(「右」と考え、右足を出すのではない)
瞑想において、こういった認識をするのは
どうやら雑念を排除することが目的のようだが
脳や身体機能を高めることにも有効なのではと思った
おもいっきり脱線ですが
例えば、恋人の手を握った時湧き上がる感情は
手、神経、脳等があって初めて感じることができる
身体と精神は不可分で
精神は身体に偏在しているように思う
(または精神は無く、身体があるのみかも)
精神とは、なんなんだろう???
精神≒意識か?
またまた、脱線なのだが
先日、意識の問題を扱った傑作短編SF
「From the Nothing,With Love」伊藤計劃著を読んだ
英国の凄腕諜報員の意識を
次々と転写していくといった内容
007であるジェームズ・ボンドを
様々な俳優が演じていることのパロディなのだが
この作品では転写の度に意識が磨耗していくことで
よりプロフェッショナルとなっていく様子が
不安感とともに描かれる
意識もっといてしまえばアイデンティティとは何か
疑問を投げかけられているようだった
ダーリンは外国人(2)
雑誌やネットでの評判を見て、ためしに読んでみたところ、
もう家族中ではまってます。ふつうの漫画と違って、笑えるだけじゃなくってためになると言うか…。絵もかわいいですし、買って損はなかった!とひさびさに思えた1冊。今では友達にも薦めまくってます。
英語にあきたら多言語を! ~ポリグロットの真実~
言語学と言語に興味のある私からすれば軽いエッセイとして読むにはとても満足しています。
確かに読者層は限られるとは思いますが、個人的なレビューの場なので星は5つにしました。
言語自体に魅力を感じている人、言語学に興味がある人には軽い読み物として読んでもらいたいなと
思う本でした。
外国語を学んでいる人の背中を押してくれるような本だと思います。
ダーリンは外国人 [DVD]
キャスティングは良いと思ったんですけどね。
原作は、外国人と日本人の生活習慣やものの考え方のズレや違いを上手に表したものでした。
読んでいて思わず「へぇー」と声が出るようなエピソード満載のとても面白い作品でした。
映画では、国際結婚の難しさみたいなものがテーマになって、少し浅くなり、普通のラブストーリーに成り下がっていました。
それと、セリフで一度職業が語られるだけで、ダーリンが何をいつも家にいる専業主夫のように見えてしまいました。気になりました
暗い場面も長かったように思います。
井上真央さんは、かわいかったですけどね。他の出演者の方々も良い雰囲気でしたが、制作者サイドが安全策をとったのが原因ではないでしょうか。
冒頭で、何組かの「ダーリンは外国人」カップルが登場するのですが、このアイデアは良かったですね。
これで期待させられたのですが・・・・今ひとつ、といった感想です。
ダーリンは外国人 in English
I often heard of this series and thought about picking it up in Japanese. The English version was a great start to get an introduction to the characters and I've now read the rest of the series in its native language. Still hoping that English versions will someday come out of the remaining books. :) Worth the read!