命のカウンセリング
某書評メルマガで紹介絶賛されていました。
その書評でも「泣ける」と書かれていましたが、なかなか本当に泣ける本には巡り合えないというの個人的な考えでした。
しかし、この本は違いました・・・
本当に泣けました!
前半と後半は実際のカウンセリングの場面が描写されており、本当に泣けます!
中盤は著者の生い立ちが語られていて泣ける場面は少ないのですが、このような著者のバックグラウンドが本書の価値を高めているのでしょう。
本書の素晴らしいところは「泣けるだけでは無い」というところだと思います。
泣けるだけでなく、本書からは学ぶことが多いのです!
読後は「あ〜、良い本だった・・・」という感想で終わらず、自分の今日からの行動に結びつけられる何かを学ぶことが出来ます
。
久しぶりにこれほど素晴らしい書に出会いました。
ありがとうございます!
あえて残念な部分を探せば、字数も少なく、すぐに読み終わってしまうことです。
読後にもっと読みたくなってしまいます。
続編を期待しています!
余談かもしれませんが、小職は決して★5つばかりをつけているわけではありません。他のレビューをご覧いただければ分かると思います。
ベスト・ヒット!日テレ55 [日テレ・スタンダード]
1953年8月28日に民放として初めて開局した日本テレビの開局55年を記念して発売されました。
鈴江奈々アナ、脊山麻理子アナがミュージック・ナビゲーターを務めており、そのポートレートも掲載していますので、ファンには喜ばれる配慮でしょう。音楽と音楽をつなぐ語りが昔の深夜放送のようでした。収めている曲も1970年代を中心に収録してあり、一定以上の世代に好まれる内容となっています。
懐かしい「巨泉・前武ゲバゲバ90分!のテーマ」は今聞いても最高の音楽でしょう。宮川泰作曲・編曲で、これだけリスナーをつかむメロディは希有な存在だと言えます。1969年から1971年という大学紛争や大阪万博という激動の時代性とあのテンポの良いコントのつなぎがマッチし、もうお目にかかれないような笑いのエッセンスが詰まっていました。
1965年から1990年まで25年続いた「11PMのテーマ」のオープニングのスキャットも切れ味よく飛び込んできます。たった20秒ですが、視聴者を捉えていました。リーフレットには主な司会者名、アシスタントが記載してありました。この番組の正式名は「WIDE SHOW 11PM」とのこと。
人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ ! !」オープニングテーマ、「ルパン三世のテーマ'78」、人気のあったドラマの主題歌「ガンダーラ(ゴダイゴ)」「俺たちの旅(中村雅俊)」「カリフォルニア・コネクション(水谷豊)」「聖母たちのララバイ(岩崎宏美)」「碧いうさぎ(酒井法子)」が収められています。
鈴江奈々アナ、葉山エレーヌアナ、夏目三久アナによるユニット「go!go!ガールズ」の「クリスマスは一緒に」は、コーラスもヴォーカルも良く、楽しく聴きました。
ただ、全般的なまとまりに欠けますので、個別の曲に興味をもたれた方はどうぞ。
夢人~ユメジン~(DVD付)
チンペイさんの42枚目のシングルです。
DVD付きのCDで、4曲収録されており、シングルというよりもミニアルバム的です。
『夢人〜ユメジン〜』は、NHK「みんなのうた」で2007年8月から9月にかけて流れていました。
『カノン』は、NHK「にっぽん心の仏像」イメージソング。
『ココロノジカン』は、テレビ東京系「田舎に泊まろう!」エンディングテーマ。
『勇気のカタチ〜私を変えてくれたあなたへ〜』は、2007年の日本テレビ系「24時間テレビ〜愛は地球を救う〜」の第30回のテーマソングで、『サライ』と同様に加山雄三さんとの共作です。
と、何かお気付きになりませんか?
そう、「カタカナ」です。
チンペイさんと言えば「漢字」のイメージが強く、見たことの無いような難しい字もよく使われていましたが、アルバム『オリオン13』あたりから「カタカナ」が多用されています。
タイトルだけでなく、歌詞にもカタカナ表記が沢山見られます。
この4曲に共通して詩われている言葉が「ココロ」です。
漢字の「心」には落ち着きが、ひらがなの「こころ」には優しさが、そしてカタカナの「ココロ」には音がある。
とのことです。
「カタカナで表現することで、心を音にのせ歌で伝える」ということでしょうか。
そんなココロが癒される4曲です。
DVDは『夢人〜ユメジン〜』の、NHK「みんなのうた」のアニメーション映像です。
一色あづるさんのアニメーションにもココロが癒されます。
みぽりんのえくぼ [DVD]
24時間チャリティー番組でリアルタイムで見ましたが、娘のみぼりんが2歳で白血病になり、中学生になり脳腫瘍が出来てしまい・・・帰らぬ人になってしまう悲しい物語です。そして父親は娘の為に絵日記道具を買い揃えるのだった。後半になればなる程、もう涙なしでは見られません。この番組を見ていると改めて命の尊さ・健康の有難みが分かります。先日リアルタイムで見れなかった人は是非見てみて下さい。
今の現実世界、殺伐や悲壮ある世界ですが、これを見て命の尊さ・健康の有難みが伝わる事を切に願います。
Love Saves The Earth 愛は地球を救う (紙ジャケット仕様)
もはやCD化は難しいと思ってましたが、何とも嬉しい限りです。
24時間テレビのテーマは、リアレンジされて、大野雄二さんの『MADE IN Y.O.』に収録されていますが(その時も20年ぶり位に聞いて感激しましたが)、今回は本物のオリジナル曲が聴けます。
また、待ちに待った手塚治虫24時間アニメの第一作『バンダーブック』のサントラ(オリジナルでもそうですが、完全収録版ではないのが残念ですが)が収録されています。
バンダーブックの音楽はかつてBANDAIから発売されていた『手塚治虫ワールドBest of Best』に3曲のみ収録されていますが、モノラル音源をステレオ化した物で、おまけに入手困難品です。
今回は、その3曲以外の音楽が収録されています。
物語冒頭のバンダーブックが狩りをしているシーンで流れるテンポのいいバンダーブックのテーマ(『宇宙の曳航』)と、物語最後の植物生命体の王女が大木にメタモルフォーゼする美しい曲(『ピンキー・ロージー・プリンセス』)が収録されていて、大満足です。