シルクロードの「青の都」に暮らす―サマルカンド随想録
失礼ながら著者の年齢で初めての地で仕事をするのは大変だったと想像するが、それに勝る大きな魅力がそのウズベキスタンにあったのだろう。生活の何気ないことから歴史や文化、経済まで幅広く好奇心旺盛に書かれた内容に少しだけウズベキスタンを知ることができたように思う。ブドウ棚の下、チョルポヤに座ってワインを味わいたいものである。たぶんヨーロッパから中央アジアを経て日本に至る文化の流れに浸れると思う。
D15 地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々 2011~2012
0.9mmのタイプを買いましたが,書き味が鉛筆を同じで非常に快適です.
あえて,良くを言えばカチカチ音がもう少し上品だと良いかな..ぐらいです.
ただ,値段を考えると費用対効果は抜群と思います.
VitaminX キャラクターCD:SILVER DISC -衣笠正次郎&葛城銀児&真田正輝-
元々、衣笠先生の曲を聞きたくて購入しました。さすがという感じで素敵な曲でした。
私は他の曲にはちょっと入り込めなくて…悪い曲ではないんでしょうけど、もっと他になかったのかな、という印象です。
lesson trackは笑うためにあるんですよね。あれ聞きながらは歌えない(笑)
サマルカンド年代記―『ルバイヤート』秘本を求めて (ちくま学芸文庫)
この『サマルカンド年代記』は、オマル・ハイヤームを主人公にした第一部・第二部と、ルサージというアメリカ人を主人公にした第三部・第四部に大きく分かれている。前半の舞台はセルジューク・トルコで、オマル・ハイヤームとニザーム・アル・ムルク、そして「アサシン」で有名なニザール派開祖のハサン・サッバーフが学友であったとの伝承をもとに、うまく話を展開していると思う。作者がもとジャーナリストであるためか、心理描写があまりなくポンポン話が進むため、やや小説としての面白みに欠けるが、イスラームの王朝が舞台の歴史小説を読んでみたいという人や、イスマーイール派の暗殺者教団に興味があるが専門書を読むのはちょっと…という人には楽しめるだろう。
後半は、イラン立憲革命の話である。タバコ・ボイコット運動あたりからはじまり、立憲革命が勃発し、ロシアやイギリスの横槍によりいかにして革命が失敗に終わったかがよくわかる。アフガーニーなども登場しているので、この時代のイランと列強の動きに興味のある人にはお勧めです。日本のミカドにもちょこっと言及されていたりする。
サマルカンド・ブルー(紙ジャケット仕様)
故加藤和彦プロデュースのニューヨークレコーディングで、全曲加藤夫人の故安井かずみ作詞の曲です。拓郎はこのアルバムレコーディング前引退説が流れバタバタしていたせいか若干安定感がありませんが、そんなにも悪いアルバムではないです。