さすらいエマノン(リュウコミックス)
商品の説明欄に「内容紹介国内にとどまらず、海外でも圧倒的な人気を誇る鶴田謙二・・・」とありますが、これは徳間デュアル文庫版の話です。
買った時点では写真がなかったので勘違いしました。後続の方が間違えないよう写真を投稿しておきました。
本の中身の文章は同じですので、小説としては問題ありませんけどね・・。
Spirit of Wonder Vol.2 [DVD]
丁寧に作られていて 好感が持てました。 宇宙船のデザインが多少 変更されていましたが、許容範囲だと思います。 原作の持つ暖かみが 出せているのではないかと思います。 「チャイナさん」の短編の方は荒唐無稽で あまり好きにはなれませんでした。 ちなみに「星に願いを」と言うアメリカ映画が このアニメにテイストが近いです。そちらは アインシュタインと、その仲間の科学者が活躍する お話です。
Forget-me-not (1)
鶴田謙二は、変な話を書くのがうまい。竹本泉は、あの画風でどんな不思議な事も「そぉかも」にしてしまうが、全く逆に緻密に書き込むことで「ありえるかも」にしてしまう。
ただ、その書き込みは無駄に緻密なわけではない。ちゃんと物語の一部なのだ。例えば、最後の話では怪盗ヴェッキオとの直接対決になるのだが、そこで重要な役割をはたす小物がある。一見、「おお、ヴェッキオが一枚上手だったか」と思わせるのだが、実はこれはブラフというか仮定の話。再読でようやく気が付いた。しかも、主人公のマリエルはこれに気付いていない、、、ように見えたが、セリフを再度確認してみると気付いているからこその大人の会話だ。テキストから仕掛けを読み取るのが得意な人は、絵からどの程度仕掛けを読み取るか試してみると面白い。
また、他のレビューワも「カリオストロの城」を引合いに出していたが、個人的には宮崎駿さんにアニメにしてもらいたい一押しの作だ。
Spirit of Wonder 鶴田謙二 WONDER BOX [DVD]
20年くらい前から短編まんがとして発表されてきた「Spirit of Wonder」の1本をアニメ化した「チャイナさんの憂鬱」。19世紀イギリスの田舎町ブリストルを舞台に語られる恋愛喜劇です。破天荒な設定が彩りそえていますが、極上のエンターテイメントとは魅力ある世界観で生き生きとしたキャラクターだと認識させてくれる1本です。
このアニメの下地には「カルピス劇場」初期の作品群。あまたのSF小説。怪獣映画、などがあげられますがオマージュとかリスペクトとは申しません。それらの地平線の一本です。いつか続編として他のSpirit of Wonderシリーズが映像化されることを心待ちにしています。やっぱ・・NHKかなぁ。
今をときめく庵野秀明&樋口真治の破廉恥学園なCDが楽しめます。
これは一連の「ふしぎの海のナディア」CDシリーズの延長の1本です。
たくさんのみなさんにご覧いただきたいシリーズです。