パリ・下北沢 猫物語 (FIGARO BOOKS)
本当にフジコさんの飼っている猫についてだけの話及び写真集なので、以前からフジコさんの大ファンで、しかも猫好きの方でないと、そんなに興味をひかれない内容かもしれません。
フジコさんのお気に入りの猫達の写真とプロフィールも1匹ずつ紹介してあり、猫好きな人にはたまらない内容です。
本自体は割と薄く、エッセイも短めなので、すぐに読み終わってしまいますが、写真がたくさんあるので、猫好きであれば何度も見返す楽しみもありそうです。
フジ子・ヘミングの軌跡 [DVD]
自分も小学校から短大まで吹奏楽してました。
才能+努力の必要な世界。
恩師に『音楽はやり続ける事に意味がある』と言われました。
フジ子・ヘミングさんの生き方はまさにそのとおり。
耳が聞こえない、国籍が無い、お金が無く苦しい生活の続く中、ただ自分を信じてピアノに全てを注いだフジ子・ヘミングさん。
TVでも見ましたが、DVDで何度観てもその度新たな感動が生まれる作品。
十朱幸代さんや、こよなく好きな菅野美穂さんの真に迫る演技。
このキャスティングで無ければまた違う作品になっていたでしょう。
母の口の悪い中に感じる愛情。
波乱万丈な人生。
これからも何度も観て、新しい感動を探します。
フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名演集~
フジコさんのコンサート、とても良かったですよ。
家に帰ってダンタイソンさんのCDと聴き比べてみました。アレ?革命が遅い・・・
他の方がおっしゃる通り、難曲程、スピードの違いがはっきり解ります。
(夜想曲はそこまで遅く感じませんでしたが・・・)
ダンタイソンさんのコロコロすべるような、お手本のような音とは全く違います。
クラッシックがはじめてで、フジコさんのアルバムが初めての方は、それなりに感動はすると思います。しかし、ミスタッチ等まで解られる方が聴くには、チョットしんどいかもしれませんね。
私もピアノは子供用の小曲位は弾けますが、プロが弾くミスタッチが解るほどではありませんので、比較しなければ、感動もんでした。
確かにフジコさんの革命はショパンコンクールでは入賞すらしないでしょう。(コンクールでは、正確さと、いかにショパンの心をとらえているか?に焦点があたると思いますので、まず、正確さにおいて落第点でしょう)
ですので、お手本の為に聴くのであれば、ダンタイソンさんがお勧めです。この方の間のとりかた、優しさはブーニンを凌ぐと思っています。
このCDはそのような目的の為に聴くのではありません。速けれが良い演奏で遅ければ悪い演奏というものではなく、早くても、技術ばかりで心がこもっていなかったり、遅くても心がこもっているものも沢山あります。
例えばルービンシュタインのベートーヴェン、ピアノ協奏曲も非常に遅いテンポですが、感動ものですよ。
若くて、エネギュリッシュな演奏とは異なる、歳を重ねた、心のこもった演奏だと思いました。
紙のピアノの物語
私は絵が好きで購入しました。
しかしながらストーリーも大好きになりました。
主人公の女の子のピアノに対する気持ちに胸が苦しく切なくなりました。
我が子にも読み聞かせをすると、ピアノを大切にする気持ちがいっそう
強くなったようです。