101曲分のCDだけでも価値があります。心が折れそうになった時、仕事に集中している時、ぜひ聴いてみて下さい。心臓の鼓動も呼吸もゆったりとしてくるのがわかるはず。
そして、クラシック評論家には書けない!わかりやすい解説本に感動!
私は遅れてきたクラシックファンで、30代半ばまでは、ひたすらロック、ブルース、ジャズ、レゲエなどを聴いていました。ご近所に新日本フィルハーモニー交響楽団がやってきたご縁で定期会員になって、以来、クラシックにも狂っています。でも、もし、10年前に、この本があったら、もっとすんなりとクラシックにはまっていたでしょう。
クラシックはちょっとねという人こそ、この本とCDに触れてから、ぜひコンサートホールに足を運んで下さい。きっと人生変わります!!
ミュシャ財団が承認した「リ・クリエーション(再創造版画)」作品やポストカードコレクション等が収録してあります。 3つの時代別に分かれた絵画は優雅としか云いようがなく、その時代の作品の傾向もわかります。スライドショーとして流れる映像と音楽にただ魅了されました。美術館へ行ったかの様な錯覚を覚えます。 スクリーンセーバーや壁紙も収録されており、本当に買って良かったと思います。画像もキレイですし、是非見てみてください。
キーシン、アルゲリッチ、プレトニョフ、アンスネス、レヴァイン、アックス…。 世界的なピアニスト、そしてバイオリニストが共演する「ヴェルビエ音楽祭」の一部始終がこのDVDに収められている。 8台のピアノをステージ上に並べ、「ワルキューレの騎行」「星条旗よ永遠慣れ」を演奏するのは圧巻。 その中でもチャイコフスキーコンクールで優勝した若手中国人ピアニスト「ラン・ラン」の紫色のチャイナ服がとても目立って、東洋の存在をアピールしていた。 キーシンとアルゲリッチの連弾は、息を飲んだ。 ベテランのアルゲリッチがキーシン坊やの横顔を睨みながら演奏するところなど。 キーシンの冷汗とアルゲリッチの鬼の形相が、演奏後、みごとビッグスマイルに変わるところは微笑ましい。 バイオリン&ビオラ&チェロの協奏での『ハッピバースデー変奏曲』は、涙もの。 どこか田中真紀子に似ているサラ・チャンはノリノリで、 この場をとことん盛り上げてくれたと思う。 個人活動の多いアーティストが、このように「もともと音楽はこう楽しむもの」と、自らがはじけている姿に嬉しくなった。
’99のサントリーホールでのライブ。臨場感、演奏者たちの息遣いまでがきちんと伝わってくる映像と音。指揮者と楽団員のまとまりは、最近のチェコ・フィル公演ではベストに近いかも。ふだん客席からは見えない奏者たちの指遣いや表情が細かく捉えられているのも、ファンとしてはうれしい。そして珍しいのは、最後に収録されている、この録音を企画・製作しているレーベル、エクストンの江崎氏が行う小林氏へのインタビュー。お二人の付き合いは長く、ともに苦労を重ねた仲のよう。江崎氏でないと聞き出せないかもしれない貴重な話も・・。お互いを信頼しあい、常にいいものを作ろうとしている情熱が垣間見えて、ある意味本編以上に興味深い『おまけ』です。
・以前友人からLDの物を借りて見た(聴いた?)事があり、とても感動しました。その後CD版は手に入れたのですが、やはり映像も欲しいと 思ってました。時代が移りDVD版が存在する事を知り、すぐに購入しました。 ・クラシックファンの方には申し訳有りませんが、私にとっては時代の流れに翻弄された国や個人や民衆が織り成した、歴史の1場面を切り 取った記録作品という思いの1枚です。
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