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なかなか楽しめました

ベルリン・天使の詩【字幕ワイド版】 [VHS] いやはや臭いところもあるのだが、88年の日本封切時に2回ほど観たし、VHSのビデオでもレンタルで2回ほど観て、今回またまたDVDを買って観てしまった。

色んなことを思い出したが、今回観てわかったこともある。

ホメロス役のクルト・ボウ(この人、凄い役者だったらしい)が見ていた写真集はアウグスト・ザンダーのものだったのだな。表紙が「舞踏会へ向う3人の農夫」だったし、中の写真もザンダーのものだった。
特典映像がこういう特典には珍しく愉しかった。カット映像はもうひとつだったが、壁を巡るシーンのあの荒れた場所は、ソニーのビルが建っているということがヴェンダース自身のナレーション付き映像でわかった。う〜ん感慨深い。ニッポン国の国民経済は、この後89年あたりからバブルへ突入するのであったな。
あの、すべての間違いの発端へと。

まあ、それ関して言えば、この映画の封切の年に当方は“大都会”大阪で少し遅めの会社員を始めたのであった。そちらのほうが一層感慨深い。
カラヤン、昭和天皇、大岡昇平といったところが亡くなり、この映画で描かれたベルリンの壁は89年に無くなった。東欧各国の雪崩を打った政権瓦解。この年に消費税3%課税導入。91年にはソ連崩壊。
以来、20数年会社員をやっているわけである(ある意味よく続いているなあ。団塊ジュニア世代からすれば鬱陶しいだろうなあ。みんな早く去ってくれと思っているだろう)。
ひょっとするとそういう感慨がないと、この映画を手放しで褒め称えることは出来ないかもしれない、だろうな?

当時は、ブルーノ・ガンツより、オットー・ザンダーにシビレタな。ガンツはアンゲロプロスの『永遠と一日』の名演が忘れられない。マルチェロ・マストロヤンニよりは少し落ちるが。
ヒロインのソルヴェイグ・ドマルタンは『夢の崖てまでも』でもヴェンダースと組んでいたが、その後二人は破局した、ということまで特典映像でわかる。
ピーター・フォークはやはり観ていて愉しくなる役者。渥美清か? 笠知衆だな。コロンボ刑事モノは小学生の頃から観ていたが、この人ほんとうに天使かもよ!

映画の最後、「終わり」ではなくて「まだ続く」と表示され、3人の天使に映画が捧げられている。小津安二郎、フランソワ・トリフォー、アンドレイ・タルコフスキーである。う〜ん、応えられん。

そんなこんなで大いに甘いかもしれないが、★5つ献上します。

付け足しでもう1点。この映画、呟き映画なのですな。天使は人間たちの心の呟きを拾って歴史を紡ぐ。ツイッターを予見した?? ちと違うか?

快挙  本作品は、最近の氏の作品のように主人公を通じて自らの価値観を語らせる訳でもなく、主人公の生活が淡々と流れていく中で、主人公が人生の中で快挙と呼べる女性と出会い、その女性との結婚生活の中で起きる様々な出来事に対する判断・行動を通じて大切にするものがあるという幸せを気づかせてくれます。タイトルは、その大切なものを失わないためにとる行動なんだと語りかけられているような気がします。

 いい小説は、読了後、別世界にいるような感官を私たちに与えてくれますが、本作品はまさしくそのような作品で、それは、登場人物全員が必死で自分らしく生きようとする様がリアルに描かれていて、私たちの日常にも常に隣り合わせになっているからだと思います。

 エンターテーメント的な要素は全くないので、物語は淡々と進み、淡々と終わりますが、自己主張しない分、主人公への感情移入ができて非常に楽しめた作品でした、

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