チェンバリストならゴールドベルグと双璧なくらい取り上げる曲なので名盤はたくさんありますが、曽根さんもいいですよ!私は彼女のCDはコレと最初のゴールドベルグをおススメします。
聴いたことのある曲ばかりなので、初めての方でもとても聴きやすいと思います。 私は『主よ,人の望みの喜びよ』が、好きです。 いい曲ばかりなので、ぜひ聴いてみてください!
Harpsichord by David Ley (2005) after Johann Heinrich Graebner, Dresden 1739 [録音]2007年2月27日〜3月3日 パリ、ノートル・ダム・ボン・スクール病院礼拝堂
曽根の平均律第1巻は、音はうるさいし、過度なアゴーギクがしつこく、灰汁が強い。にもかかわらず、私は高く評価する。後半の山場であるイ短調のフーガは、いままで聴いたものの中では、最も聴きやすい演奏だった。彼女は技巧派だが「技」だけでなく「巧」も身につけたのでないだろうか。それを私はこの平均律を聴いて認識したような気がする。とにかく、平均律の演奏において、聴きやすく、退屈させないということは良いことだ。曽根の平均律は、聴きやすく、退屈しない。
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~ピアノでは実現できないインプロビゼーションではないだろうか。 チェンバロの弱点をカバーしつつ、それ以上の効果を得る、そんな音の捕足だがピアノ(ピアノフォルテ)の無かったバッハの時代、本人も案外似たような音の足し方をしていたのではないかと思う。 使用した楽譜はヘンレ版(ミュンヘンの原典版で有名な老舗出版社)で、この出版社は何人もの~~研究者が考察を重ねることでも有名。しかもそれをさらに彼女が手を加えるわけだが、先入観なく聴くと、あたかもこれがオリジナルにも聴こえる気がする。 お勧めはラストのG-dur。2つのフーガで構成されるうちの後のほうのフーガはまさに圧巻。彼女のバッハ作品の中でも特にオススメです。~
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