“目を閉じて、あなたの目を閉じるのよ 息を吸って、あたりの空気を わたしたちは自由なの、わたしたちはいつも真っ白な ままでいられる”
インスピレーションな歌声(こえ)とすべて・・
私は夫が日本語を話さない外国人、そして海外に住んでいます。家庭内がバイリンガルだと子どもの言語発達が遅い場合が多いと言われています。私の娘が2歳0ヶ月の今、そのようなハンデの中で、日本語のみの環境で育つ子どもと変わらない速度で日本語を習得しているのは、この本のおかげとしか言いようがありません。 この本では家庭内が多言語または親が母国語以外の言葉を話す場合の対処法も簡単ですが書かれています。私はこの本にあるとおり子どもには自分の母国語(日本語)でのみ話しかけ、また語りかけ育児を実践することで、今娘は日本語で4語文を話します(てにをははまだ言えません)。 一時期、新しい単語は英語に統一するようにしましたが(使える単語数を増やしてやるため)、この本にあるとおり私からは彼女は英(単)語を学び取らないことを実感し、やめました。(私がBunny Rabbitと言っていたら娘はなかなか言わず、うさぎと言うようにしたらすぐに自信を持って言うようになった。)同様に、夫が日本語を言っても反応が鈍いです。ちなみに夫は話しかけが下手で、娘は英語ではまだ2語文レベルです。この本で書かれている話しかけのルールは簡単で、やればやるほど子どもが話せるようになり、面白いです。 この本の内容を実践するようになったのは、娘が1歳を過ぎて情緒面で手がかかるようになった頃です。この本に習って子どもの目線で接することで子どもの身になることができ、子どものことが深く理解できるようになりました。そのおかげか、娘の不安定さはすぐになくなり、落ち着きと自信が生まれ、聞き分けも大変よくなりました。 この本は言語の発達のためのもので、しつけや育児そのものを教えてくれるものとは違います。言語の習得のさせ方と、適当な遊ばせ方を知って、親が自信を持って実践するにはとても良いです。その結果として子どもの情緒や親子のきずなが育つのだと思いますが、この本はその領域までは深く踏み込んでいません。小さい子どもとの接し方が下手なお父さんにもお勧めします。
「運命を引き受け、人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです。」
本屋の新刊コーナーでこの本を手に取って、この巻頭言を読んだ時、「一番大切な心の持ち方を、なんとシンプルな言葉で表現している人なんだろう!」と、とても心引きつけられました。
読み終え、素晴らしい本だと思いました。病気からうつ病を併発した妻と自閉症の長男を抱える筆者に、次々と困難が容赦なく襲いかかります。何度もあった単身赴任と妻の自殺未遂。しかし、その過酷な運命も、仕事を徹底的に効率的に進めるためにはどうしたらよいのかを必死に考えることで、乗り切っていきます。
会社という集団の中で仕事を進めていく上でのコツが丁寧に書かれており、若い人にはとても参考になると思います。我が身を振り返って、若い頃は全く駄目だったなあと、改めて反省しながら読んでいました。(^^;) 最後あたりのパートは、筆者ならではの苦労からにじみ出た考え方が、深い共感を呼びます。
WWE(旧WWF)にハマったついでに、買ってみました。 WWEを英語の教材にしようと単純な発想で買ったのですが、アタリです。 やっぱり洋書は興味あるものを読むのが一番でしょう!! WWE歴の浅い僕には、オースチンの3:16の意味がわかっただけでも十分な収穫です!
ジャケット表にも細かーい字でびっしり書かれているとおり、今時のいわゆる「テクノ」ではなく、懐かしくもあったかい80年代の「テクノポップ」ですね。 曲の芯はいつもの泣かせポップな片岡さん(=パーキッツ)そのものですが、本作はあえてレトロでチープなアナログ・シンセで彩られています。ピコピコなのに情熱的なストリングスとの絡みも絶妙、なところがただのチップチューンとは一線を画する片岡サウンドな所以に思えます。 今作も曲数少ないながら秀作揃いです。いつもながら、どの曲もシングルカットでいけるくらいキャッチーでその密度がすごいです。あえていえば「ヤバイオンナ」だけが、やや「なぜここに?」的な場違い感を醸してますが…。
歪みっぽいヴォーカルがやや小さめで埋もれ気味かな?とも思いましたが、"Invisible Lover" の元ヴァージョンを聴いて今更やっと気付いたこと…。 「ピクルス」ってのは「バグルス」のオマージュだったんですね…。 そういえば確かにこんなバランスでした、バグルス…。何もこんなとこまで徹底しなくても(笑)。 そのつもりでよくよく聴くと「誰がわかるんだ、こんなネタ(笑)」というようなマニアックな隠し技が山ほど盛り込まれています。「うるとら☆ボーイ」冒頭の初代モノクロアニメ版鉄腕アトムなどはわかりやすいほうで、私が気がついたものだけでもYMOなどマニアックなネタは数えきれないほど盛り込んでるようです。はたしてどれだけの人がわかるのでしょうか…。 そんな「お遊び」を全部抜きにして、なにも考えずにさらっと聴いてもポップスとして秀逸なところがいつもながら憎いです。作曲・アレンジを志す人にとっても目指すところの多いメソッドとなるでしょう。
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