まんがタイムKRの4コマじゃないのは自分にはハズレが多いのであまり手を出さないのですが、吉谷やしよ氏なのでしばらく悩んで買ってみたら大当たりでした。
メイド喫茶に就職するために上京してきた羽鳥トキさんは入店した途端に、メイド喫茶轟(ごう)の世界初試作実用型メイドロボ『ハナ』初号機のセクハラの洗礼を受けます。
この店には他には元傭兵の店長、風小路嵐子さんしかおらず中盤に店が全壊するまでは基本的にこの3人が接客?する様子を描いてます。でも接客なんか全くやってませんが。ストーリーは古賀亮一さんの『ゲノム』みたいな展開です。普通なら前半はキャラが出来上がっていないとかで、後半と比べてキャラがブレるもんですがこの作品は凄い!最初からハナとトキさんの抗争は全くブレずに全開で笑いを取ります。台詞回しも流れるようですね。
店が全壊しトキさんが入院してた間に新キャラ月影戌緒さんが登場です。ハナにメイド道を教えて欲しいそうですがこの告白には風小路さんでさえ固まりました。恐ろしい子・・
しかしいつになったらメイド喫茶の話がはじまるんでしょうねぇ?
4コマ漫画なんですが、容赦ないバイオレンスオチが最高にスカッとします。 代表的な内容としては、『腹黒い魔法のステッキが自らの野望(ボケ)を成就させようとして、主人公の霧ヶ崎優に全力で阻止(命に関わる力技ツッコミ)される』という感じですね。もちろん、これだけではなく主人公の友達やクラスメイトなども登場し、全体的に非常に明るくハイテンションに構成されています。 ぬるさのないハツラツとした漫画が読みたいという方は是非ご一読あれ!
しょっぱなからバックグラウンドの分かりにくい笑いから始まります
何故姉が大剣を持ってるのか、親父はどんな人なのか・・・と
ただそれを想像させる描写も面白く、最後までハイテンションな笑いが続きます
萌えの急所も所々で押さえてあるので楽しめる一冊だと思います
ギャグは1巻からのノリそのままです。
が。
終わり方が唐突過ぎますよ?!
どっから持ってきた、その設定!
そしてエピローグも、作者の他作品を読まないと、登場人物がわかりません。
というか、未だにあの仮面の女性が誰なのかわかりません…。
筆者のファンの方には嬉しいおまけ、なのかもしれませんね。
2巻ではだいぶキャラクターが柔軟に動くようになり、とても面白く読めました。
唯一、主人公のトキさんが幾つかの話の中でマジに語るところが浮いていて
ちょっと白けたくらいですね。ストーリーの緩急の付け方には文句は無いんですが
マジ話にはまだまだ修行が必要のようです。大笑いできるギャグは満足出来るので
ちょっとだけ残念でした。
ギャグの方ですがメイドロボ、ハナ初号機とトキさんの掛け合い漫才は絶品ですね。
ハナの次から次へと出てくる新スペックに絡んだストーリーも満足です。
特に、ハナの頭部の紙袋の下を知る話は、もう続編熱望したくなるくらい良く出来てました。
ハナの隠された秘密の一片が垣間見えます?
ジークフリートみたいなメカ状態のハナとタメ張る店長の「元傭兵」風小路嵐子さんのスペックや、
気は弱くて力持ちな月影戌緒ちゃんの活躍をもう少し見たかったですね。
次回予告編「くろがねカチューシャZ〜風林火山編〜」を見てつくづく思います(笑)
編集さんも「少年誌でやれ」なんてイケズ言わないでくださいよ。
そりゃそうだけどさ。
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