当時の東條首相はじめ戦犯とされた国家の指導者たちの覚悟や愛国心を描いた映画だと思います。 また東京裁判とはどういうものなのかを自分で考えるヒントとなる映画でしょう。 日本人なら絶対に知っていなければいけない事であり、この映画を観れるべきだと思う。 戦争とは何か、なぜ起こるのか、外交で防ぐ事は出来るのかなど、考えさせられました。 公開当時は、上映中止のデモが起きたり、散々叩かれていたのを想い出します。 DVD化もやっとという感じです。 永久保存版です。
映画ならではのフィクションは出来過ぎ、やり過ぎの感もあるが、そうした社会的背景があることは是認できるし、現実にはそうしたことを実際の行動に表せないだけに、こうした脚色になっているのだと思う。映画自体は古い日本映画的作りとなっているが十分楽しめた。
それぞれTPP参加反対の論陣を張る京大教授中野剛志氏(『TPP亡国論』)
ジャーナリスト東谷暁氏(『間違いだらけのTPP』)論文2本。
両論文ともTPPの怖さを語ってわかりやすい。
ランダムに主張を列挙する。〈)の中は私見である。
・TPPは参加後「離脱することもできるのだから」と、推進者は言うが、
国際法上できるわけがない。(できるとしたら紛争辞さずの脱退である)
(約束を履行できない状態は普天間基地移設問題と同じ)
(アメリカは得意になって攻め立てるだろう)
・ここでTPP参加を強引に決めてしまえば、
日米関係を懸念する反対論者は黙らなくならざるを得ない。
(この口封じは日本の民主主義破壊を意味する。独裁への道をひらいたのだ。
ヒトラーが民衆に押されて独裁者となったように、民意を錦の御旗に
反対者に物言わせぬ政治が行われる)
・TPP参加が引き起こすのは「日本の農業の崩壊」というようなピンポイントの弊害だけではない。
(24の分野にわたって検討が行われているわけだが)参加してさてどうなるのか、
「政府にはその海自が求められている」というような社説を書いている新聞は手ぬるいのではないか。
(メディア自らが調べて、思案して報告すべきである。それがメディアたる所以ではないのか。
TPP参加へのタイムリミットを狙ってパス回しをしているサッカーのようである。
特に経団連よりのメディアは)
ところで、今号の『Will』もうひとつ見所は、当時18歳。女優関根恵子の上半身の裸像である。
ハッとしますよ。お客さん。
ところで東谷暁さんと朝鮮の拉致問題で精力的な取材をする高世仁さんは、同級生で
私にとっては高校の一年先輩に当たるらしい。
こういうのってそこはかとなく嬉しい。
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