母(そして松任谷さん自身)が今の私くらいの年齢の頃の作品なので、当然リアルタイムではないのですが、落ち込んだときによく聞きます。 全体的に静かでシンプルな中に、みずみずしさや成熟かつ技巧化していないストレートなメッセージがこめられており、いつのまにか元気になってしまっているのです。 声も当然お若くて、ひこうき雲などのものがなしいバラードも力強く歌い上げています。 そして、おもわすにんやりしてしまうようなかわいらしい(実験的?な)曲もはいっていて、いろいろ楽しめる一枚だと思います。 また、どきっとして思わず歌詞カードを見てしまうほどの詩の世界(それは現在も変わりませんよね)も魅力のひとつです。 今も昔も恋する気持ちは変わらないのね。とまたここでもにんやりしてしまうのです。
小説売上日本一になった片山恭一の小説の映画化作品の曲。平井堅さん本人もこの本を半分涙ぐみながら読み曲を書き上げたそうです。作品自体の出来は非常に素晴らしく、曲の雰囲気は中島美嘉の「STARS」に似ている印象を受けました。詞は「さよならの色は何色」がテーマだそうです。本当に人を愛したことがある人なら凄く共感できる内容だと思います。 カップリングはDESPERADOというイーグルスのカバー曲です。シンプルなピアノアレンジの曲で平井さんの声を存分に活かした内容です。タイトルは「無法者」という意味で、彼らが19世紀に実在した時代遅れの銀行強盗と自分たちの時代遅れのロック思想をかけて作ったコンセプト作品だったそうです。
安全地帯の独壇場のギターサウンドが1曲目から始まります。このバンドサウンドは、何でこうも僕の感覚を刺激するのか・・・ 玉置浩二のボーカルも完全にサウンドと融合。当時、安全地帯を聞き慣れて耳が肥えてしまい、他の邦楽はなかなか受け入れる事ができませんでした。30代の方、同感でしょ?
1曲目 ZYYGのギタリスト後藤康が作曲、nonSectRadicalsが編曲を手がけています。 90年代JPOPクラブイベントでGIZAビート系をDJがエディットした感じです。
2曲目は八王子Pというニコ動で有名な人が作曲で最初は素人かなと 思っていましたが、驚きました。 ニコ動とボカロPというだけで敬遠してたのですがちょっと見方が変わりました。
2曲ともふたりの声の音色と合っていて良いコラボです。
今よりずっとずっと未来の、核で汚染されて生物が死滅してしまった世界にあるバリアで守られた街、そこがこの話の舞台です。そこに住む若者たちと、それを見守る天使(人間からは見えない)の姿が描かれています。鴻上氏の作品らしく、登場人物の性格が台詞、設定からあふれ出ていてすごく楽しいです。それでもどこかおくゆかしくて、悲しくて、最後まで読み終わったとき、優しい気持ちになっています。1988年から1999年にかけ日英で上演され、大きな感動を生んだ作品です。英語版もついていますので、両言語でお楽しみください。
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