この写真集、どストレートでした。
本当にいい写真がいっぱいです。
何とはなく、何か、ものすごく伝わってきます。
2001年に発行された『島の食事』を大幅に加筆・修正した本で、内容もぐっと良くなった。
種子島や屋久島を含む薩南諸島の島々の歴史と文化、現実、そしてロマンをつづった内容ですが、
いわゆる紀行ノンフィクションとは一線を画していると思う。
筆者は、種子島出身で船乗りをしていた経歴を持つ。
故郷に対する複雑な気持ちを抱えながらも、島に対する深い愛情を持って取材をしていることが伝わってくるし、
丁寧な文章に仕上がっている。余所者では出ない味わいだと思う。
小さな離島に生まれてなくても、アジアの東に位置する島国日本に生まれ育ったということの意味を考えされられました。
続編がでたら、必ず買いたいと思わせる商品でした。
価格も安いと思います。
トカラ列島編とパラオ編が収録されていますが、どちらも竿をへし折る勢いの当たりが連続できます。
阪神さんが常にしゃべっているので退屈せずに最初から最後まであっという間に観ることができます。
観ているだけで体に力が入ります。観ているだけなのに体が疲れます。釣り好きな人は必ず買うべし!
本当に面白かった! スラスラと読み進められるだけじゃなく、言葉のひとつひとつから主人公や著者の、レイヴやダンスに対する熱い想いが伝わってくる。ダンスフロアで大汗かきながら大地を踏みしめるこの感覚。レイヴでしか味わえないと思っていたこの感覚が、文章に引き込まれていくうちにいつの間にか自分の中に沸き起こっていた。 法律や世間体や常識ではなく、自分が正しいと思ったことをどこまでも信じ続ける潔さ。知識ではなく経験を、思考ではなく感性を拠りどころとしてどこまでもフルオンで立ち向かっていく主人公に拍手をおくりたい。 これは単なる物語じゃない。ふにゃけた時代に生きるぼくたちに、あるひとつの生き方を提示する名著だと思う。
本を読み進めるうちに、ぜんぜん知らなかった島の姿が浮かび上がってきた。大和と琉球の接点なんて考えたこともなかったけど、未知の世界をイメージさせる内容はなかなかの力作。そんな意味でも発見の多かった本。皆既日食を見に行ってみよう、ということで★五つ。
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