ドイツの名演出家フェルゼンシュタインの遺作。76年のベルリン公演ライヴ。演出の緻密さという点で、特筆されるべき名演。どの場面も人物の動きと感情表現が豊かであるが、最近の傾向である「歌手のパフォーマンス過剰化」とも違う。むしろ古典的演劇のもつ格調の高さを感じさせる。奥に向かって縦長で、天井の高い舞台空間が素晴らしい。第一幕の「フィガロの部屋」は部屋ではなく、大きな螺旋階段の吹き抜けなっている。ドアがまだなく、奥から人物が湧き出すように現れる。第三幕、ワットーの大きな絵を背景にした「何もない空間」は、私の見たすべての「フィガロ」舞台でもっとも印象に残る。
歌詞は、フェルゼンシュタイン自身が改訂したドイツ語。見る前はドイツ語という点に抵抗を覚えたが、実際には違和感がまったくないのに驚いた。レチタティーヴォはドイツ語特有の子音が少しはじけるが、アリアや重唱の言葉は完全に旋律と溶け合う。ヨーロッパ語は親戚同士ということもあるが、いかにも国籍を超えた「ヨーロッパ人」モーツァルトらしいではないか。フェルゼンシュタインのもとに留学した寺崎裕則氏の『音楽劇の演出』(東京書籍)には、この公演の詳細な演出台本がある。第四幕マルチェリーナの「山羊のアリア」はカットされることが多く、この版も然り。でも、「女の友は女」というのは「フィガロ」の基調なのに、なぜ?
映画の基本は、一時期流行った「ショッキングな残虐表現が軽いノリで連発される」ティーンホラーみたいな感じなんだけど、この作品が異色で面白いのは、その「山小屋での惨事」を監視しコントロールしている存在が描かれている事。
そしてその監視者達の思惑が、よくある「悪趣味な金持ち達の為の残虐ショー」や「テレビ放送」みたいな物では無く、誰も予想できない様な驚愕の展開を見せて行く。 ラスト間際の展開なんて、もう「はぁ?」って感じで爆笑しちゃいます(笑)。 あの長いネタ振りはこのシーンの為だったのか、、、とか、あの超有名俳優をこんな使い方するのか、とか、色々な映画のパロディシーン満載(主にホラー映画)で、映画が好きな人なら笑っちゃうシーンが盛り沢山。
ありふれた題材でも、それらを上手く組み合わせてアレンジする事でオリジナリティのある面白い作品が作れるんだという事を証明して見せている秀作だと思います。この脚本書いた人凄い。
首を斬ったり内臓撒き散らしたりとグロいシーン満載だし、物語の整合性や演技等には色々と問題のある部分も多いけど、ホラー映画を一種のコメディ映画として楽しめる人にはおススメの作品。
デッドライジング2の主役を1の主役と差し替えただけの作品。
オリジナル要素は少し足されていますが、イベントの内容はほぼ一緒です。
2を持っているならワザワザ買わなくても良いと思います。
約10年間、マザー3の発売を心待ちにしていたのですが、正直言って期待外れでした。
勇んでソフトを発売日に購入したものの、クリアしたのはつい先日です。
惰性で進めていたせいか、最後のイベント戦からエンディングに至るまでの展開にも、
何ら琴線に触れるところがありませんでした。
キャラクターが生き生きと動き回るのは見ていて楽しかったです。
音質もGBAとは思えない程に良く、最初にプレイした時には驚きました。
でも・・・・・・
もっと町や村を増やして、様々なイベントを盛り込んで欲しかった。
隅々まで歩き回りたくなるような雰囲気を醸し出して欲しかった。
中盤からは、捻りのないダンジョンをひたすらクリアしていくだけなので、進めるのが実に億劫でした。
マザー2では、埋蔵金発掘現場や、タライジャブの穴、ダンジョン男や、魔境等々、ダンジョンにも魅力があったものです。
前作は何度もプレイし、十二分に堪能しましたが、今作はその気にはなりませんでした。
期待が大きかっただけに、残念でなりません。
バイエルン ミュンヘンの選手を集めていたので購入しました。
MFとしてそこそこな働きをしてくれます。 ただし、1枚で重ねがないとそんなに他の選手との差を感じないかも。
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