2巻ですが、最終巻です。
画風は変わってませんが、1巻よりも綺麗になった気がしますね。
あと、あえて商品名「タミフル」を出して
薬局の裏側事情で、タミフルのいろんな話があって面白かったですね。
1巻に比べて、「薬局」のネタの濃さが増えてます。
なんでもかんでも綺麗ごとでは済まないので、
「調剤ミス」の話なんかもあったり。
2巻のクオリティからすれば、3巻以降があってもいいなぁ、と思いました。
現役薬剤師が描く薬屋漫画。
ということで、結構期待してたのですが
それほどマニアックな内容では無かったです。
子供が嫌いなのに、小児科の門前薬局に勤める主人公「塩乃樹りか」。
正直、1話目の扉絵は「これ顔崩れてないか?」と画力に心配ありましたが。
もっとこう、薬局の専門用語がバシバシ来るかと思いきや
実際には薬剤師としての「メンタルな部分」を題材にしてる感じなので
「医療モノ」が好き!ってかたには、ちょっとあわないかもしれません。
まぁ、薬局で扱う薬とはいえ
結局は各製薬メーカーが「商標」取ってるので
「処方箋」の部分にも下手に文字かけないってのもわかるんですが。
(一部の薬品だけの宣伝となりかねない)
まぁ苦労はわかります。
帰郷の話では、一瞬、誰がりかちゃんなのか、わからなかった。
(似たような顔の人が出てくるから)
普段のキャラでは、山之内さんがイイ感じ。
歪んだ法治国家の権力の暴走と言うべきか、冤罪は、今の時代でもおこってしまう。悲しい現実だ。この映画は袴田さんは無実であるという立場に立って、ぶれることなくしっかり描いている。睡眠時間を奪い、暴力的で無実の人を犯人に仕立て上げてしまう恐ろしい取り調べが実際に行われていたのではないかと思ってしまう。裁判員制度が導入され、一般の人々が人を裁くというとても難しく、責任重大な事にかかわっていかなければならない。是非、一人でも多くの人にこの映画を観てほしい。そして人生の大切さや命の重みをじっくりと考えてほしいと思います。
何年ぶりかで新作を読むことが出来ました!少々絵柄が変化していて少し驚きましたが、作品の雰囲気は変わってなかったのでホッとしました。
中学生が書いた小説だそうだが,文章も内容もしっかりしていて,そんじょそこらの「大人」が書いたものに遜色がない。だいしたものだと感心した。 たしかにいじめがテーマの小説であるということもできるが,この小説の世界はもっと広いと思う。 愛されたいのに愛されていないと苦しんでいた主人公の少女が,しだいに自分からひとを愛そうと,生き方を転換していく過程と,それにともなってひとりで立つことを恐れない勇気をみずからのなかから養い育てていく過程が,ひとつのものとして,小さな気づきの積み重ねとして,説得的に描写されていた。 読む人にも,ひとりで生きる励みを与えてくれる好編だと思う。
|