日本では、昨年ひっそり公開されましたが見た人多くの気持ちを掴んだ傑作です。
どのキャラもよく、中年世代・若者世代・子供世代の3世代の恋愛がぐちゃぐちゃになりながらも、 最後は見事な回収で大団円を迎えるので唸らずにはいられません。
若い人から年配まで、どの世代が見ても楽しめる作品だと思います。
こんなに美しくはない 辛くて、ドロドロしているけどドラマだから許される 斉藤由紀は抜群の演技力でその、夫婦間のドロドロを演じてる まるでこちらが主役のようだし、まだ現実味がある 三上博史もいい味出ている 黒木瞳と高橋克典は美しすぎるけどね
六青みつみさんの作品はほぼ読んでいます。
未読だったこちらを読んでみてたのですが、 あらすじから、自分が想像していた以上に内容が濃かったです。
主人公が対人恐怖症になる過程や、恋人に対する期待と不安の心理描写がとても丁寧に書かれていて、切なくなります。
「快楽に流されて受け入れる展開」という有りがちなものではなくて、 体より心の繋がりを強く求めている内容にすごく共感させられました。
強いて願望を言うなら、過去の恋人視点の描写がもう少し掘り下げられていたら、と思います。
「重厚な」という言葉がふさわしい恋愛小説である。英国の演劇界を舞台に現在と過去、現実と虚構が整然と描き分けられるなか、登場人物たちが抱くそれぞれの恋慕は錯綜し、回廊をめぐるがごとく綿綿と果てがない。忍び寄る老い、どこの家庭にも潜む絶望と憎悪に対峙しながらも毅然として生きる主人公は、作者自身と思う。登場人物にアメリカ人、フランス人をも配し、さりげなくも鋭くその文明観、文化意識の違いを抉り出しているのは、知性派作家ならではの手腕。 日本では語られることの少ない作家だが、この作品を機にひろく読まれるようになればと思う。
ベテランシンガーPatti LaBelleの代表作です。 ジャズっぽくてオシャレな曲が多いですが、 後半ではノリのいいダンスナンバーも聴けます。 (3)はNelly feat. Kelly Rowlandの"Dilemma"で引用されていますね。 僕が今まで聴いたことがないタイプの声の持ち主だったので、 こんな個性的な歌い方をする人もいるのか、と驚きました。
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