いよいよ来年1月から深夜枠でのアニメスタートで盛り上がる「放浪息子」第11巻です。連載開始9年目にしてブレイクです!
冒頭で前巻ラストの中学2年生の文化祭から半年も飛んで、真穂お姉ちゃんは高校生になっています。
修一・よしのたちも中学3年生になりました。
流石に15歳にもなると各々の身体の発育もハッキリしてくる年頃。
修一はとうとう訪れた「声変わり」にショックを受け、そしてよしのはもう「男装」しても男の子に見えなくなってきていた・・・・・・。
それにしても小学生から中学生を経て、主要メンバーの性格も成長と共に様変わり。
修一:大人しく可愛らしい男の子→時に大胆な行動に出るようになる。
よしの:思い切った行動にも平気で出ていた→友人関係や身体の成長に悩み出し、ウジウジクヨクヨするヘタレに。
さおり:不思議ちゃん→アスファルトで先端を削った尖がった鉄パイプに(笑)。
かなこ:天真爛漫なチビッ子→友人の喧嘩の間に立たされることが多くなり、苦労ばかりに。
安那:(修一に)ツンデレ→(修一に)デレ(笑)。
真穂お姉ちゃん:怒りんぼ→やっぱり怒りんぼ(笑)。
よしのは周囲の女の子が、親友で自分よりも成長で遅れているとすら思っていたかなこにすら恋が訪れていたのに、
自分自身は未だに初恋すらないことに焦りとも戸惑いともいえるような複雑な気持ちを抱えていた。
けれど、よしのの内面の特別な事情を考慮すればそれも当然かもしれない。
ユキさんはかつてよしのが修一からの告白を拒否したことを聞いて
「まだ(よしのにとっての恋愛が)早すぎたのかもしれない」とコメントしていました。
精神的に男の子の部分が強かったよしのは、思春期には男子に比して成長で先行する女子でありながら奥手で、
身体の成長は早かったが、恋愛面の経験では友人の千葉さおり・佐々かなこに大きく遅れをとった。
そんなよしのにもようやく「憧れ以上、恋愛未満」な感情の芽生えが・・・・・。
高校生編もあると信じていますが、中学生編は間違いなく終盤に向けて動き出しました。
次巻で中学校卒業の模様です。
鎌倉を舞台に誰にでもあったはずの思春期からの異性・同性に対する愛情と友情の狭間を、真剣に、でも誰にでもそうかと思えるようなストーリーが続きます。 決して結論が出るテーマではないのですが、こういった青春もあるという一例をだれもが言ったことがあるかもしれない、またはテレビや映画で見たことがある場所”鎌倉”が情感を引き立てており、一般紙では見ることが出来ない漫画が原作ということも興味を引き立てることでしょう。
『放浪息子』 『青い花』 などでおなじみの志村貴子先生の作品集。 2004 - 2009年に描かれたもののようです。
・212頁 + あとがき2頁。全7作収録で、描き下ろしは8頁。 ・百合などの同性愛的な内容はないと言っていいです。 ・過去に発売された短編集 『ぼくは、おんなのこ』 と違い、絵柄は現在の志村先生に近いです。違和感なく読めると思います。
『青い花』 と同じ出版社さんですが、 『青い花』 とは判型が異なります。 同じ大きさにしてほしかった気もしますが、残念だが当然、気にするほうがおかしいと言える。 それに、小さい分値段も安いしお買い得!! 志村先生のファンは買って損はしないはずです。
第一話を観た時は意味がわかんなくて「なんじゃコレ」状態だったんですが、 話数を重ねる内になんとなく大好きになっていました。
原作を読んでから見直すと原作の魅力である空気感や水彩画みたいな画風、ストーリーの流れ等 を映像化しようとする(した)努力と苦労が窺えます。
風景の色合いも綺麗でこの作品の独特の魅力ですね。
あと第5巻と第6巻の10、11話はTVでは一話にまとめたダイジェスト風になってたので TVで好きだった人は買うかレンタルして観ることを強くオススメします。
本当はBOXで買いたいのですが内容的に出そうにないかな〜と思い買っちゃいました。
バブル期のエロ雑誌をご存知なら あの猥雑で力が溢れてて何を書いても許される的雰囲気を思い出すと思う。「エロティクス」と銘打ってしまったので読者を選定することになってないだろうか? ま 確かにソフトなセックルシーンも有るんだが ごく僅かで留めてある。御大、山本直樹、浅野いにお、河内遙 今日マチ子 志村貴子 中村明日美子 等などすごい顔ぶれで しかも時々代わります。 ウツボラが終わっちゃったんで しばらくは青い花に頑張って欲しいけど これがまた停滞中。百合に割り込む男子はいないのか?とおもいます。 浅野いにおも急展開が期待できそうだし 楽しみに待っています。
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