すがや氏のゲームセンターあらしに至るまでの青春を振り返った本です。 90年代からネット上で書き溜められた物をまとめたものですが、そのため書き下ろしにはない凝縮感・疾走感があり、だれた所がありません。 チーフアシだったころの永井豪を含む石森章太郎一門、若き松本零士、との出会いから、70年代当時の氏の仕事ぶりが詳細に語られます。 すがや氏のスーパーワーカーぶりと漫画に賭ける情熱がものすごい。
エッ!?特典は【インベーダーキャップ】じゃないの?!
本書は、毎回、講師が代わる形で進行するオムニバス形式の大学の講義を
まとめたものだそうだ。講師の方々は、ジャーナリズムの世界等で第一線で
活躍されているようだが、正直、自分は知らない人がほとんどだった。
とはいえ、内容は素晴らしかった。
「リアルタイム・メディアが動かす社会」というのは講義の名称のようだが、
twitterやfacebookがジャーナリズムの現場等でどのように活用されているのか、
それによってどのように世の中を変えているのか、ということが、
講師の方々のたくさんの事例で非常によくわかり、とにかく面白かった。
こういった講義をライブで受けられる大学生が本当にうらやましい。
講義録の形式になっており、非常に読みやすい点もよかった。
オススメの一冊です。
携帯電話の普及や登録局タイプのデジタルトランシーバの登場で離れた場所との連絡は格段に便利になりアマチュア無線の活躍する機会は少なくなってきたように感じますが、無線に対する基本的な知識や資格を持ちあわせておいて損はないだろうと思い勉強を開始。最初の1冊として各所で薦められていたこの本を購入しました。
昔から数字や計算は苦手で無線や機械に関する予備知識もゼロの状態からのスタートでしたが、漫画を見ながら少しづつ学んでいけるのであまり抵抗を感じることなく勉強できます。「アマチュア無線の資格試験は丸暗記でOK」とは聞きますが、暗記の不得手なわたしにとって一から優しく説明されておりじっくり理解していけるこの本の内容は最適でした。
この1冊をおおよそ理解したうえで例題集を1冊こなせば基礎知識もしっかり身について、試験もバッチリです。
ゲーム黎明期の傑作「ゲーム漫画」だったと思います。
しかし・・・「ゲームに命を賭けるなんて馬鹿げている」という点では「遊戯王」と同じですね。
まあ、遊戯王よりは格段にいい漫画ですが。
この漫画はアクションが全盛期の時代だからこそ成り立った作品であり、「ドラクエ」「ファイナル・ファンタジー」に代表されるようなRPGが主流になった今のゲーム界ではあまり意味が無いですね。
数々のあらしの必殺技も「高得点を挙げるためのもの」であり、コマンド入力型のRPGに対応は出来ないはずです。その点では「ファミコンロッキー」の「五十連打」や「高橋名人」の「十六連射」も同じですね。
個人的には・・・・必殺技で人を倒す格闘バトル漫画も出来たのではないかな・・と思うのです。
「真空ハリケーン撃ち」なんてビール瓶をスッパリと切断していましたし。そっちのほうが荒唐無稽な作品になったことでしょう。
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