ドラえもん大好きな方にとって、ずっと親しんできて思い描いてこられたイメージが、著者の考え方と一致しないとき、こんな分析の仕方に腹立たしさを感じてしまう方もいると思う。
ドラえもんのことに詳しくない方には、”ドラえもん学”の先生が、”のび太”の言動から人生に役立つようなヒントを提供している本と思って、購入を検討されたらいい。ものすごく愛着のある方は、買わないほうが無難かもしれない。
原作は読んだことがなく、テレビだけから”のび太”のことを考えると、「ドラえもんあってののび太」という感じがする。のび太だけ取り上げて、ドラえもんファンを納得させられるのか、不安がある。
ただ、ヒント集と割り切って読むなら、太字で示された言葉の中に、人生のヒントが見つかることもある。 あたり前のことしか書かれていない感じがするが、今、迷い悩み苦しむ人は、あたり前のことにすら、気が付かなくなっている。まずは、読んでみることが大事だと思う。
☆キャプテン・ハーロックにエメラルダス、鉄郎にメーテル、古代進…。松本零士作品のヒーローやヒロインはみな、それ相応の夢やロマン、信念を抱いて、宇宙という名の雄大な海を旅する。松本零士は「四畳半」シリーズや「戦場まんが」シリーズなど数多くの名作を生み出してきた大御所マンガ家だが、ヒーローやヒロインと言うと、やはりアニメ化された一連のSF作品しか思い浮かばない。『銀河鉄道999』に『キャプテン・ハーロック』など、コレからのSF作品は互いにリンクしあって、スペースオペラとでも呼ぶべき壮大なロマンシリーズを形成しているが、放送打ち切りが決まったテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」は別シリーズを構成していくが、当初は主人公の兄・古代守がキャプテン・ハーロックとして登場する筈であった。さて、昭和52年、テレビ・シリーズの総集編「宇宙戦艦ヤマト」の封切り劇場では、初日前夜から並び始めた観客が長蛇の列を作るという光景が見られた。ちなみに昭和49年より放送された本作の視聴率は芳しくなかったのだが、あの「機動戦士ガンダム」同様に再放映で人気に火がつき、雑誌の特集やファン活動が煽った結果、劇場版公開で大ブームの始まりとなった。その有り様?は、もはや社会現象として認識されるや、他にも再編集映画や新作長編アニメが続出し、いわゆる〈劇場用長編〉アニメブームの始まりとなった。第二次世界大戦時の戦艦が地球滅亡の危機を救うため宇宙を航海するという構成原型はプロデューサー・西崎義展によるもので、石ノ森章太郎や永井豪のヒーロー作品同様、漫画家の松本零士が企画段階から参加するかたちで原作を担当。実はSFマニアであり、アニメ製作の夢を抱いていた松本零士は情熱を持って「宇宙戦艦ヤマト」にかかわり、テレビ版の監督も担当する。連続ドラマ的にシリーズ全体で物語を作るという展開も目新しかった「宇宙戦艦ヤマト」はただちにオリジナルの続編映画が作られ、コレは配給収入21億円という当時のアニメでは前人未到の数字を記録。以後、西崎義展プロデューサーはテレビに映画にシリーズを製作していく。一方の松本零士は「宇宙海賊ハーロック」、「銀河鉄道999」、「惑星ロボ・ダンガード」、「Queenエメラルダス」、「1000年の女王」、などの宇宙SFロマンを次々に発表し、いずれもテレビもしくは映画となってアニメブームの核を担うことになる。クラシカルなデザインの宇宙船、計器が無造作に並ぶ独特のメカ・デザイン、妖艶な美人キャラといったビジュアルのなかに、凛とした男の生きざまを描く松本ワールドは、大河ドラマ形式を含め、ロマンそのものとしてファンから祝福された。また松本ワールドでは、各作品のキャラクターか相互にゲスト出演するなど、巧妙に世界観が統一されているのも連続するブームを呼んだ一因である。「宇宙戦艦ヤマト」に限らず、松本零士が生み出したSF作品はみな、溢れんばかりの夢とロマンを乗せた旅立ちの物語と例えるのがふさわしい。最後に、スタジオジブリのアニメが世界で評価されているが、こうした日本アニメの歴史と文化を作った最大の功労者は紛れもなく松本零士であると断言したい!☆。
「さらば」で終わったはずがTVシリーズでみごと復活。賛否両論はあるでしょうが、新たな活躍を見れるということで良しにしましょう(笑)。 今回は特にデスラー総統が影の主役(いや表か!?)。彼のファンはこの作品でまたまた増加しました。しかし、絵が雑だなあ・・。今見ると正直辛いですね。絵コンテはかの安彦良和氏のクレジット。凄く意外でした。 今回の敵国、暗黒星団帝国は個人的には好きな敵役です。ヤマトシリーズの中の敵艦でプレアデスは個人的に一押し。そして問題のゴルバ。 この話でのゴルバはめちゃ強い、というか歯が立ちません。スターシアの命がけの行為でなんとか退けた相手なのに、このあとの劇場版「永遠に」でのゴルバの弱かったこと・・・。他のレビューの方も書いてましたが、「自動惑星」と「ゴルバ型浮要塞」として別物としてみましょう(笑)。暗黒星団編はまた音楽がなかなか良いです。幻想的かつ洗礼された音ですね。「さらば」ともども名スコアだと思います。 特典の未公開シーンは早送りしてみると、もっとよく見えますよ。お試しあれ。
PS3で未プレイのアクションゲームを探していたところ、キャラクリができる点、個性のある武器を選べる点、ソロでも十分に遊べるという評判から今回初めてMHシリーズを購入しました。有線接続でなければPS3同士でもオンラインができないことや、他の不具合などはあらかじめみなさんのレビューで確認していたので、そういったことも考慮に入れて完全にソロのみのプレイです。
人気のあるゲームなので今作から、しかもソロで遊ぶ方は少ないとは思いますが、自分のような方に参考になればとレビューしました。
ゲーム自体は自分の購買動機に答えてくれる内容でとても満足しています。アクションパートは十分歯ごたえがあり、プレイヤーを飽きさせない仕掛けが多く、他のオンラインゲームに比べれば素材集めもそこまで作業的に感じませんでした。グラフィックやアニメーションも不満は特になく、今も毎日楽しめています。
ただ、携帯ハードの制約をそのまま移植してしまったのか、様々な点でその名残が悪い意味で強く残っています。
例えばコントローラーのボタンが余っているのに使いずらいところをわざわざ使わせていたり、カメラ操作に癖があったり(右スティックで操作できるのですがY軸の移動に難があります)、画面に対して文字が大きすぎるために逆に読みずらく感じたり(特に序盤は説明が多いので煩わしいです)、短いとはいえ細かいロードがとにかく多いことも気になりました。 キー設定の機能や文字サイズ変更の機能も無いので、他の据え置きゲームと比べるとユーザーフレンドリーではないと思います。もともとがよく出来たゲームだと思うので楽しく遊べているのですが、急造で移植したような粗さを感じる点も多く、私のようにPS3で始めてMHを遊ぶ方は注意が必要かもしれません。
上記の事がそこまで気にならないようなら十分に楽しめるゲームだと思います。オンラインの事は全く分からないので申し訳ありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
|