この表紙の女性は誰だろうと不思議に思って読んでみたら、かなり予想外な人物でした。バトルシーンは正直飽きてきている部分が否めない本作ですが、彼女を始めとする11巻での登場人物と定光たちとのやり取りが面白いです。定光、少し大人になったよう・・・。
A.地球人の3人を守っています。
戦闘は残念なことに、おかんに一番の見せ場を持って行かれ
マッキーには肉弾戦でボコボコにされる始末です。
特訓で早撃ちは上達しましたが、それだけでは
どうにもならない相手も居るということでしょう。
ともあれマッキーを見つけたシェン一行は
記憶の中に残りたがっているマッキー、地球人と共に
時間鉱山から脱出を図ろうとするのですが、
時間鉱山にいられるタイムリミット、そして
ザッツハウゼン政府が入口を強制封鎖するタイムリミットが
刻一刻と迫る中、脱出のためのシップは…!?
というところで次回です。
大まかな内容はamazonの内容紹介で分かると思います。
というよりここまであらすじを暴露してしまうのはどうなんでしょうか。
モズミ編の解決は意外な形で見られることとなりましたが、
モズミはタカシとして生きていくということで
他の人格との統合を図ることになるようです。まあ他の人格100人ぐらいいるようですが。
そしてカーリンは着々とドリームバスターへの道を歩んでいるようで
いつの間にかシップの免許も取得しているようです。
マッキーが行方不明になった手がかりを探しに時間鉱山へ行こうとした際には、
なだめるシェンをパーカーの家に置いてあった銃で脅して強行的に付いていきます。
居合わせた地球人のツンケンした女性にカーリンは思いっきりぶたれながらも、
女性がマッキーが身につけていたネックレスと同じものを持っていたのを問い詰めるあたり
単にドリームバスターのデビューというだけでなく、助からないかもしれないであろうマッキーを
なんとか助けるという意地があらわれていると思います。
ドリームバスターの単行本としての展開は
3巻以降ラストを引っ張るような構成になっていますが今回もそうで、
ひとりでトンネルの奥に入ってしまった女性を追いかけるシェンの前に金髪の女が現れます。
3巻末でシェンの母親・血塗れローズは時間鉱山にいると明かされましたが
ついにシェンと直接会うことに。そしてその時二人はどうするのか、
それを知るには次の巻を待つしかありませんね。
ハードカバーで読むのがあまり好きじゃない私は、でも耐えきれず
でかいドリームバスターを学校の図書館でちょっと読んで
「あっ、やっぱ宮部みゆき楽しい!」
って思って、パタン!と本を閉じました。
それから2年くらい待ったかな…?
ついに持ち運びサイズで、しかもイラストがリニューアルで出てくれました!
買いました!読みました!!
私はホラーとかの「なんかコワイもの」が苦手です。
木目がオバケに見えるだとか、そういうのが本当に怖くてしかたないんです。
その怖さが、夢にも当てはまります。
普通の人にはこわくないモノでも
自分の心の奥の方にある「何か」がソレをこわくさせるんです。
そのこわいものと向き合うのは、凄く勇気がいることです。
なにしろトラウマであったりコンプレックスであったりするわけですから…。
そういう、何のきっかけもなければ素通りしてしまうことに
向き合わせてくれるのがドリームバスター。
この本であり、シェンと師匠であり、DPなのかなー。
まだまだスタートの1巻ですが
スピード感と怖いもの見たさ、
個性的な登場人物と、舞台が現実であるせいで
いきなりグイグイこの世界に引き込まれちゃって
もう現実と物語の境目が消えかけているのでww、
深イイはなs…★★★★★で!
漫画版と異なったアニメ版の定光に、ものの見事によくあったサウンドでないでしょうか。 ずばりオープニングのあのテーマ、ほんとにかっこいい曲だと思いました。 今度は、まだ連載中だけど漫画版に沿ったアニメの定光で復活してもらいたいですね。 コオネが、アニメの中に存在していないこと自体、悲しいですからねファンとしては。
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