三木谷スーザンうんくんのおもしろ動画リスト

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終わりなき旅 僕はマンガをこう創ってきた 村上もとかの自伝、漫画に対する向き合い方などがつづられた本。
漫画とは何か、なにが「面白い」とかんじさせるのか、その本質を抑えていつも作品を作ってきたのだと思った。また、アシスタントに対する考え方も、人間性の低い漫画家が増えている中、本当の意味で人を育てているんだな、と感じて、共鳴した。

村上もとかの漫画は、とてもリアリティにあふれたものが多くて、
ヒット作の「JIN〜仁〜」も、なんでこんなに医療に詳しいの?!っとびっくりしたくらいだが、
医師でもない村上もとかがどのように専門家と作品を作り上げていったのかという背景もかかれていて、こだわり方や、考え方が素直に書かれていて面白い。

絵の上手さを追求する漫画家は多い。
だけど、絵の上手い漫画家のヒット作は実はそんなに多くないのではないか。
村上もとかの絵自体は、デッサンが狂っているところも当然あるし、絵がすごく魅力的なわけでもない。だけど、作品はぐいぐいひとを引き込むし、その間「夢」を見られる。引力があるのだ。
絵の上手さよりも、話の楽しさ、偽の世界をいかに本物に見せるかという工夫。

面白い作品は、やっぱり、このような姿勢から生まれるし、それは絵の上手さ以上に漫画家に求められるものなのだと、再確認した。漫画雑誌の不況といわれるが、もう一度、この原点にもどったら、漫画はまた面白くなるだろう、と思った。売れない漫画家に、一読をおすすめしたい。

JIN―仁― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) ドラマで作品の存在を知り、原作が気になったのでこの文庫版を購入。
少しずつ読もうと思っていたのですが、あまりに面白くて一気に読んでしまいました。
大胆で丁寧な描写が素晴らしい。ストーリーにぐんぐん惹きこまれます。
読む前は絵柄に対して少しだけ抵抗があったのですが、問題ありませんでした。
寧ろこの絵柄でこそJINの世界観を表現できるのだと思います。間違いなく良作です。

JIN-仁- DVD-BOX 前作が肩すかしみたいな終わり方をして、あのままだったら納得いかないなぁと思っていたところに後編放映の決定が・・。
全ての謎(伏線)を回収して、皆が納得できる終わり方に持っていけるのかしらと心配していたのですが、
最終回は涙・涙でした。
美しくて切なくて、でも爽やかなエンディングに大満足です。

テレビドラマで何度も観たいと思えるモノって少ないですけど、
仁は確実にそういうドラマでした。

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