個人的ツボマンガ。
油断すると、ついうっかり自分の性癖がバレてしまうため、もちろん人に勧めてはならない。
中身は、クラスメートの女子による言葉責め&侮蔑が主な構成。
健全なるマゾ心が大層くすぶられる。
この作品は全国各地の『クソムシ』達に送るマゾヒズム賛歌となっており、サド成分でいっぱいのマンガである。
購入後はひっそりと読了することを勧める。
話題の『惡の華』を読んでみたいな・・・と思いつつ、あちら濃ゆいので、どうしようかな〜と思っていて、こちらを発見。あんな濃ゆいのを描いているひとが、こんな純粋そうなのを描いている。もしや『バッド・テイスト』を撮ったピーター・ジャクソンが『乙女の祈り』をも撮ったようなものか、意外に純度が高いのではないのか・・・と期待。
まずは、絵がカワイイ。それと、作者本人の体験をベースにしているだけあって、大きなドラマはないけれど、身近で爽やかなストーリーが読みやすい。 テーマがテーマなので、必要以上に弁護していたり、必要以上に僻んだり、の展開かと身構えていたが、想像以上にあっさりした物語、なので、帯の「普通になれなくてごめんなさい」だけが必要以上に卑屈な印象です。そういう内容ではナイですね。
主人公の「志乃」は、ゼンゼン話せないわけではなくて、最初の一言の声が出にくいだけ。特に母音から始まる言葉で躓きやすく、だけど毎回躓くわけでもなく、すっと出るときもある。 こういう小さな「躓き」って、実は、誰にでもあるのだ。小さいことなので、たいてい本人も周囲も、笑って済ませてしまうけれど、いざ「治しましょう」と云われたって治らない。他のことは普通にできるから、障害だと云われることはないが、そのせいで、社会からカンベンしてもらえないしんどさもある。喋れない「志乃」、音楽に夢中なのに歌が下手な「かよ」ちゃん、それに調子に乗り過ぎてやってはいけないことをやってしまい、「空気を読め」と叱られる「菊池」や、他人を嘲笑し群れることしかできない女の子たちも、つまりは同じ「治らない」人たちなのだ。
治らない、じゃあ、どうしようか? ・・・を、一生懸命にがんばっているのが「かよ」ちゃんで、この子はほんとうに爽やかです。
前巻ではどちらにも嫌われなくない どちらにも好かれたいという自分勝手な弱い感情でどちらも手放してしまった主人公春日 仲村さんに振り回されてばかりだった主人公が自ら行動を起こします その過程で仲村さんの日記を見るシーンがあります そこから仲村さんの人間味の部分が垣間見れ前巻の仲村さんの涙がどんな思いだったのかが少しだけわかります この漫画がどんな展開になりどう終わらせるのか非常に続きが楽しみ
表紙絵にふさわしく今回の主役は佐伯さん。今まで両親を含めいろいろな大人達に「大人達が好きでいて欲しいもの」を強いられ、無理に優等生として生きてきた。それに対し反逆していくシーンがメインです。春日とのテント内でのシーンでは優等生のカケラもなくなっていますw 現時点では春日も佐伯さんも、仲村にある種の憧れのようなものを抱いていますが今後どう変わっていくか楽しみです。
「悪の花」原作者のデビュー作ということで買いました。 ストーリーは、なぜか女子高生が、ち○こをみたくてしようがないという奇想天外なものですが、漫画としてはすごい面白かった! 「悪の花」と比べ、画も荒く少々品がない内容になってますが、やはりどこか「悪の花」に相通ずるものを感じました。
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