前作を知らずに読んだので正直人物の設定や人間関係、物語の理解には苦しみました。 作画は非常に完成度が高い。むしろ作画が見たくて購入した部分もありました。 アクションシーンのコマ割りや演出はテンポがよく迫力があります。 登場人物は男多めで誰もかっこよく描かれている。 殺伐とした空気感の中で、ダークかつクールな面がよく出ています。 男性作者でここまで男をカッコよく魅せられる方はそういないでしょう。
じぶんは女なんで、男の気持ちは分かりませんが、いつも泣くのは女…。 おとよが可哀相でした。
個人的にライムスターの最高傑作だと思っているアルバム
Shing02の400
EL NINOのPEOPLE CALLED EL NEETPIA
THA BLUE HERBのSell Our Soul
随喜と真田2.0のFesta e Merda di toro
と共にならぶジャパニーズヒップホップの最高峰のアルバムの1つ
チェックしなこの至高のアマチュアナイト
三島由紀夫が鶴田浩二のベストアクトとした作品が二つある。
一つは「博打打ち・総長賭博」。そして、もう一つが本作である。
内田吐夢監督の演出はさすがで、安心して見ていられる傑作である。
尾崎士郎の「人生劇場」は何度も映画化されているが、一番有名で、よくできているのも本作だろう。
この作品は鶴田浩二の他にも、高倉健、若山富三郎、藤純子、左幸子らの当時のオールスターキャストであり、その点も楽しい。
鶴田も高倉健も、飛車角や宮川はかつて演じたことがあり、演技が安定しているのもよい。
この映画が不思議がられているのは、ラスト近くの殴りこみシーンでかつて内田監督作「宮本武蔵」のようにモノクロになる点と、実験映画のような不思議な終わり方をする点だが、私はそんなに気にはならなかった。
東映任侠路線のはしりとなった名作であり、多くの人に味わって欲しいと思う作品である。
テンポの良い会話や、戦闘シーンの爽快感、話の端々にある和みのシーンや泣きのシーン等はデビルファンなら一度は眼にしておきたいものだと思う。ゲームを始める前の人にも、最後までやりつくした人にもおすすめできる一品。
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