オリジナルが最高なのは当然ながらこの最新系のムッシュもとても素敵です。アレンジは流石に最高ですね。
何がって、彼の音楽が、彼の生き方がすばらしい。カッコよくて優しくて強い。 ありがとう。 そして最後に、私は彼が手にすることのできたそのすばらしい仲間たち、彼らとの交流が、なんだかたまらなくうらやましいのだ。
私も若干15の頃行きました 記録映画を撮っていたのは知ってましたが公開されることもなく、あれは何だったんだろうと思っていました いろいろ批判されていますが、これはこれでいいんじゃないですか 日比谷野音だけ行きましたが懐かしく感じました 自分が写ってるかなって探しましたがまだ発見できません 自分を探して
日本のロック至上初めて全パート(ギター、ベース、ドラムス、ピアノ等)をたった一人でダビングすることで作り上げた歴史的名盤。数人のゲスト・ヴォーカル(安井かずみ、なかにし礼、ティーヴかまやつ、田辺昭知、福沢エミ)作詞(石坂浩二、加橋かつみ等)を除いて全てかまやつ氏一人で生み出した作品である。が、この作品がそういう手法的な意味合いのみで評価されてきたわけではない事は、聴けばすぐにわかるはず。 全体に漂う心地よい倦怠感、憂いを持った上質のメロディー、サイケデリックな音の質感・・・どれをとっても絶品としかいいようがない深さ。かつてのスパイダース時代の楽曲もアレンジされて収録されているが、もはやかつての面影は微塵もない。あまりにも美しくダークなメロディが光る23、エレキ・シタールの怪しいソロが聞ける、福沢エミとのデュエット4、亡くなった親友に捧げたクールなボッサ曲5、怪しげなワウワウ・サイケ・ギターが聞ける、父ティーヴ氏とのデュエット6、なかにし礼、安井かずみという当時の二大作詞家との貴重なデュエットが聞ける7、これまた珍しいスパイダースのバンマス、田辺昭知とのデュエット曲10等数々の名曲が満載。唯一ショーケン作詞の「豚ごろしの歌」が未収録になってしまったのが惜しまれるが、その代わり、このアルバムにはボーナス・トラックとして、スパイダース時代の主にかまやつがヴォーカルを担当した楽曲(ややマニアックな選曲)と71年に大ヒットしたカントリー・ロック風名曲「どうにかなるさ」が収録されているので、スパイダースを知らない方、特に若いサイケデリック・ロックファンには強くオススメしたい。個人的には日本ロック10選に入れたい永遠の名作。
かまやつひろし、ご存知ムッシュかまやつ氏が語る自らの人生。ジャズ、カントリー&ウェスタン、グループサウンズ、フォーク、ロックといったこれまで関わってきた音楽とその実現の場となった東京。そして彼と個性的な面々との交流。とにかくポップミュージックの歴史にリアルタイムで立ち会い、かつ現役でやってきたという事実がまずスゴい。好きなことをやってきただけだし、売れることにも距離を置いてきた、というふうにクールに語るのだが、嘘でしょ、カッコつけすぎだよムッシュ、そういいたくなるほどのバランス感覚と驚異的嗅覚。スゴいです。
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