クドカンが目に、耳にした「言葉」「セリフ」に関する最高に面白いエッセイだ。書店で手に取り、パラパラと捲っただけで止まらなくなり、レジに直行してしまった程。芸能人?のエッセイでは伊集院氏の「のはなし」シリーズが群を抜いて愉快であったが、この作品も引けを取らない程に、いや、それ以上に楽しい作品だ。多才なクドカンならではの感性というか、彼の着眼点や洞察力、さらにアンテナの張り方?が超一流であると言っていいだろう。「カックラキンは一日一時間」というタイトルだけで吹き出してしまう・・・書店で見かけた方、面白い本を探してる方、迷わず「買い」です。
■著者の自伝的小説。1986年春、白鳥がいる宮城県の小さな町に住む主人公は、12キロ離れた男子校の月伊達高校に進学した。そこは挨拶が「押忍(オス)」、下駄履き、バンカラ気質が校風のへんてこな学校だった。サブカルを愛好し、たけし軍団入団を目指す主人公は、校風に戸惑い、恋にあこがれ、悪友達とコント作りに精を出す。大槻ケンジ『グミ・チョコレート・パイン』にも通じるほろ苦くも面白い作品だ。
それはよくできた7つの"コント"達です。 本編ではお話と組み合わせて舞台上のスクリーンに映像が流れたり、場転で出演者によるかっこいい演奏シーンがあったりといろんな工夫が楽しい!! ほかにも特典映像あり、秘蔵映像ありと楽しめる要素が満載! きっとこれを見れば7人の恋人達に恋をせずにはいられません!
淫靡な内容を想像していましたがある意味爽やか、そしてコミカルです。鈴木砂羽さんのさっぱりしたキャラが表れています。
生前のコンサートを思い出します。もっと、メーキングビデオを入れて欲しかった。でも、忌野清志郎 サイコー! ! !
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