30分の映画版がとても面白かったのでDVDになった舞台版も楽しみにしていたのですが、 キャスティングも絶妙でとても面白かったです。特典映像もありお得感満載でした。
ウチはあべ家ではありません。
転売を予定しています。
◯HK絡みだからよくないのでしょうか。
当時はたしか三都(東京・大阪・名古屋)のミニシアターでの限定公開だったような気がします。ひっそりと公開され、すぐに消えてしまったわけでしたが、なかなか得難い才能が実力を発揮した作品でしたので、周囲にDVDになったら見てくれとずいぶん推薦したものでした。僕も含めて世の中の大半の男性はモテない男ですので特にこの映画は他人ごとではないインパクトを人生に与えてくれるものと信じます。そういう意味で見て良かった(のだと思いますけどどうなんでしょうかね)映画です。繰り返しますが小粒ながら巧妙な作劇と的確な演出による立派な傑作です。
絵画における真理という言葉を契機に絵画と言葉とのアンビバレンツな関係が散文詩的に、しかし緻密に記述される。 それは、この本の序文でもあるパス=パルトゥーにおいて4つのパターンに解析されるが、その内容は実に秀逸で、誰であれ、美術や絵画に関心を持つ者は一度は読んでおいた方がいい。 美学的な立ち位置で絵画について語るのではなく、作品としてある絵画の、その個々の内容に言葉はどこまで迫れるのか?これは美術や絵画にかかわろうとする者ならだれしも一度は立てるであろう問いである。だが本書にその回答を探そうとしてはいけない。 カントの判断力批判によって定式化された近代以降の美学的言説は、それがよってたつところの形而上学によって意義は強化されるのであり、そればかりか、恐らくは絵画について述べられるいかなる言葉もそこに作用する強制力から自由なわけではない。それは本書におけるデリダの言葉も例外ではないわけだ。だから、本書は絵画を巡るディスクールであり、絵画が含まれる何らかの状況に対し、何らかのドグマとなる見解が述べられるのではない。 絵画の周辺を巡るディスクールは、それは形而上学の脱構築を遂行したのだろうか?しかし、それは既に哲学の問いであって、絵画はそれ故、それ自体で充足する作品であり続ける以外にないのである。そして、それ故、絵画を巡る個々のディスクールの、それらの意義とも無縁なのである。
本書のような癌予防が人口に膾炙することは、医師にとっては困りものでもある。
予防で患者差応数が減るうえに、高価なマンモグラフィーの機械の減価償却ができないうちから、その有効性が否定され、抗癌剤の危険性と有効率の低さが知れ渡ると、利益を得る機会が失われることになるからだ。
これは癌だけに限らず、あらゆる疾患に言える。
私は医業者だが、医療に金を払う消費行動は、不幸を取り除く消費で、できる限り少ない方が良いと考え、患者さんもそれに同意する。
しかし、それには自らが知識を得て、生活習慣を改善し、事故防衛せねば、いくら院で有効な情報を流しても、やってもらわねば何にもならないのだ。
早期発見早期治療が、死亡率を下げるなどという神話はデータから否定されているし、逆にQOLを下げることも医師は分かっている。
しかし、余程性根の座った開業医でなければ、そんなことを患者さんに広めれば、飯の食い上げにも繋がることから、正しい情報を進んで流そうとはしない。
長寿時代に於いて、癌は付き合っていかねばならぬ病であり、だからこそ無駄に癌を引き起こすようなことも、本書など少数の声から読み取って、できる限り避けるべきである。
乳癌は、卵胞ホルモンであるエストロゲンに、身体がどのくらいの時間晒され、乳房細胞の分裂回数が多くなることでリスクが高まる。
そのリスクを下げるために、子どもの頃から活発に運動を行い、初潮年齢を上げ、その継続と動物性脂肪・蛋白質の摂取を少なく、食物繊維・抗酸化食品・ビタミン・ミネラルを豊富に摂り、健全な体重を維持し、早く閉経を迎えることだと本書は指摘する。
それは、心臓病・糖尿病・関節炎などのリスクも下げる。
ピルの使用は、本書の書かれた米ほど普及してはいないが、これも止めた方が良い。
マンモグラフィーについては、放射線被曝のリスク、乳房への強い圧迫で癌細胞を拡散させてしまうリスク、乳腺密度が高ければ、全体が白く染まって、同じく白い癌を見つけることは困難であることが示され、定期的な自分での触診、超音波検査、透光赤外線スキャン、サーモグラフィーといった害の少ない検査法が提示される。
著者は、「知ることが力になる」とするが、訳者があとがきで書く、予防でなく無用な検査や抗癌剤などに費やされ、肝心な予防に集めた金が回らず、それが商売上のテクニックとして使われているピンクリボン運動についても、後々「騙された」と言わないように、何が事実なのかを探り、知り、実行するしかないのだ。
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