アメリカのプログレメタルバンド、シャドウ・ギャラリーの3rd。1998作 アルバムをACT'T、'Uと2部構成に区切り、ドラマティックな楽曲にさらなる磨きがかかった傑作。 のっけから緊張感のあるProgMetalの王道的アンサンブルでたたみかけ、 キャッチーなコーラスワークと劇的な展開美で聴き手をぐいぐい惹きつける。 今作は比較的5分前後の曲が多いことで、楽曲ごとの方向性が明快である点も より幅広いリスナーに受けるだろう。やわらかなシンフォニック性とテクニカルなバランスが絶妙で、 DREAM THEATERなどのリスナーにも勧められる。作品としての濃密さの点では本作が最高作か。 ジェイムス・ラブリエ(DREAM THEATER)、D.C.クーパー(当時ROYAL HUNT)がゲスト参加。
Vo.逝去を乗り越えての復活作(通算6枚目)である。 一聴した印象は前作同様“いつものshadow gallery ”だったが、 リピートしていくうちに前作よりもメロディの煽情度が個人的にツボだったので、 すっかり彼らの醍醐味であるテクニカルかつスリリングな劇的展開に痺れっぱなし。 ライブが観てみたいバンドなのでいい加減来日してください(祈)
プログレ・メタルを聴き続けてウン年になりますが、このバンドが周囲が言うほど「良い」とは
一度も思ったことがありませんでした。
正直「ポストDream Theater?こんなつまんないバンドと一緒にするな!」くらいに思ってました。
しかし、本作はそんな私の考えを変えるに充分なほど練り上げられた傑作となっています。
もしこのアルバムを初めに聴いていたら・・すごく好きになっていたかもしれない。
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