90年代スウィデッシュ・ポップ・ムーブメント巻き起こした張本人、The Cardigansの3rd album。
自分の中ではThe Cardigansの作品の中で最高傑作。
今聞いてても全然ダサくない最高にポップ!なアルバム。
スウィデッシュ・ポップにちょっと興味ある人ならここから聞いて全然いいと思う。
結構耳に馴染みの曲とかもあって「あ、この曲知ってる」なんてことも多いと思います。
ふらふらした転調に予定調和無視のトリッキーな変拍子ながら、peterのすげぇ楽曲のポップセンスとninaの色っぽいナイスVoが光る秀作です。
まぁそしてここでもtore johansson大先生のプロデュースが冴えてるなぁと思わせるわけですよ。
月の上の低重力空間をふらふらするみたいな、こんな空気感を出せるのはこのオジサマの仕業だと思うのです。
なのに何故かちょっと暗めの歌詞。
で捨て曲なしだと思うのですよ。個人的には「lovefool」大好きですけど。
カーディガンスを聴くと学生の頃を思い出しちゃいます(#^.^#)
出版元である女子パウロ会の出版だよりによれば、
”対人関係も神との関係で変わる。具体的なヒントを示したやさしい霊性の本”
とのことであるが、決して”やさしい”本ではない、とまず言っておきたい。翻訳本なので読むのに結構集中力が要る。紹介されるエピソードや引用の比喩的な意味が時々チンプンカンプンなこともある。 タイトルの『行きづまったとき』とは、出版だよりの紹介文にあるとおり、”対人関係”において行きづまったとき、のことである。だが、この本は、対人関係に行きづまったときに必要な神との関係について書かれているのみではなく、信仰生活全般について多くのことが書かれている。例えば、祈り、罪、現代の教会について、イエスの神秘、過ぎ越しの神秘などについて、著者の思考が書かれている。なので、この本を読むことで得られるものは多いと思う。 著者はオーストラリアの神父さま(イエズス会士)であるが、カトリック信者のみならず、プロテスタント信者でも信仰について充分に学べる本だと感じた。
「ファースト・バンド・オン・ザ・ムーン」期のライヴ。いきなりドラム・プレイヤーが独特のフォームで演奏しはじめ、びっくりするが徐々に映像にひきこまれ、慣れてくる。ステージセットが60年代のTVショーのようで、簡素ではあるがバンドの雰囲気と合っている。意外と(?)達者な演奏を聞かせ、ボトムの効いたベースや「リボルバー」期のビートルズを彷彿とさせるギタープレイなど、見どころは多い。ニーナのヴォーカルはやや生硬な印象を受けるが、キュート。白眉はサイケなライティングとラウドな演奏が良くマッチした「Loosers」。「カーニヴァル」「ラヴフール」ももちろん演っている。個人的にはエクストラ映像は興味がもてなかった。
1996年11月、ロンドンのシェパーズ・ブッシュ・エンパイアでのライブ。3枚目のアルバムを9月にリリースした直後で、アメリカでブレイクする半年ほど前の、勢いのある時期の演奏です。 当方シングルやコンピレーションまで集めるほど結構なファンのつもりですが、このビデオはちょっといただけないな、と思っています。演奏がラフで、ニーナの歌もかなり音程を外し気味、映像も粗くアングルは不安定で、正直、素人バンドのようです。カーディガンズの曲はメロディがかなり複雑でアレンジも繊細なのであんまりライブに向かないんじゃないかな・・・・ この作品の出来があまりよくないのは多分メンバーも分かってるので、DVDになることはないかも。
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