なりゆきでバスケ部の面倒を見なければならなくなった小津先生。やる気の無い部員を見ていくうちに、過去に同じようにバスケをやっていた頃、将来の為に最後までやり遂げられなかった自分自身の苦い経験を思い出す・・・。徐々に生徒に対して思いを入れていく小津先生。遠まわしではあるけれど、その思いは生徒達に届くのか・・・。先生としての心が動き始めるストーリーになっています。詳しい内容は見てのお楽しみです。
数々の行動により、ダメ生徒のバスケ部やまわりの先生から徐々に信頼されてきた小津先生。バスケにも力が入るようになり目標を持った生徒達は少しづつ心を開いていきます。また、その生徒達が道を外しかけていた自分の娘を救い出してくれる場面も。元々はみんないい奴なんだよね~って思います。また、小津先生自身も静かな熱血教師!?になってきます。
バスケ部に少しづつ打ち解けてきた?小津先生。しかし自分の娘には相変わらず思いやりが不十分で打ち解けられず。生徒にはバシッと決められるのに身内には気が回らない、どこの家庭にもありそうな風景です。この辺からバスケ部の回りで次々と事件が・・・、小津先生はその中で次々と問題を解決していきます。最初の頃から比べると、先生としてその姿は徐々に頼もしく見えてきます。
この巻では、エリート銀行マンからダメ高校の教師に転職、やる気の無いバスケ部員との出会いが収録されています。今まで利益のみを最優先に考えていた主人公の小津先生が、その場の勢いで言ってしまった一言で、バスケ部の面倒を見るハメに・・・。ストーリー的には、最初の出だし部分ですので大きな展開はありませんが、主人公の小津先生はまだ気分はお高い銀行マン、いやな感じの先生です。今後の変わりようが楽しみです。
いよいよバスケの試合が近づいてくる中、出場資格にも問題が発生し小津先生は苦渋の決断を迫られることに。この頃には最初の頃では考えられないくらい、生徒思いの本当の先生の顔になっていました。「今まで子供達に助けられてきた、今度は私が子供達を助ける番だ。」みんなから裏切り者扱いをされてまでも、生徒の事を思うストーリー展開は心打たれます!
|