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王国〈その3〉ひみつの花園 (新潮文庫)
3巻まで読んで、ほんと癒された作品でした。
一番癒されたのは、「人と人との出会いやかかわりの中で、
この状態の時の私に必要だった出会いで、
それを乗り越えたらだんだんお互い必要でなくなってしまう関係もある」
というようなことが書いてあったこと。
だから、そのことを悲しんだりいつまでもつなぎとめておこうとする必要はないという。
なんか、ふっと胸に落ちました。
老若男女問わず、必要なときに居てくれた人、助けてくれた人っている。
大好きで、すごく感謝しているのに、付き合いが続かなかった人っていうのが、なぜかいる。
それって、そのとき、お互いがとても必要としていた存在のかもしれないですね。
役割を終えて、自然と道が離れていく。
どちらかのせいとかではなく。
「王国」シリーズは、主人公と一緒に癒され、回復していくことができる小説です。
非常にいい話なので、ぜひ一度読んでほしい。
Urban Hymns
97年、彼らに敵うロックバンドはいなかった。この音は97年当時無敵だった。プライマル「ヴァニシング・ポイント」、プロディジー「ファット・オブ・ザ・ランド」、レディオヘッド「OKコンピューター」もこの年にリリースされた超名盤だが、やはりこのアルバムが全てをかっさらってしまった。このアルバムには(というよりVERVEには)いわゆるロックのビートも一緒に歌いたくなるようなビッグなコーラスがあるわけでは無い。ひたすらミディアムテンポの楽曲が畳み掛けてくる。あるのはセンチメンタルなまでのメロディー、異次元に連れて行ってくれるサイケデリックなギターサウンド、壮大にして壮麗なストリングス。それらが決して音域があるわけではないリチャード・アシュクロフトというどん底まで落ち這い上がって来た男の魂の歌が合わさった時、彼らに勝てる音はこの時無かった。事実このアルバムは完全制覇した。リアルタイムで体験できて幸せだった。(勿論本国イギリスと日本では温度差がるにせよ) 今の若いリスナーが何の予備知識もなくこの音を体験したら好反応を示すかどうか疑問だが、未だに自分はことあるごとにこのアルバムをプレイヤーに乗せ、この音に浸っている。後の彼ら自身のキャリアを見ても、このアルバムを越えられていない。無理もない。そう簡単にこの時代をも味方につけた音を越えられまい。それだけの超名盤である。
秘密の花園 (新潮文庫)
2002年にマガジンハウスからハードカバーで出た小説の文庫版。
5年前の作品ということで、最近の三浦しをんの小説と比べると
まだ拙いところや、読みずらいところも若干あったりして、
「最初からすっごくうまかったわけじゃないんだ」と、逆に
感慨深くなったりもしました。
あるトラウマを抱えて、男の子とうまく付き合えない那由多(なゆた)、
教師との秘めた恋に悩む淑子、
周囲には無関心で冷静なのに、なぜか那由多にはこだわり続けてしまう翠。
3人の通うカトリック系の名門女子校を舞台に繰り広げられる物語は、
吉田秋生の「櫻の園」とか魚喃 キリコの「Blue」、最近だと、
ふたつの女子校間でクロスする複雑な人間模様を描いた志村 貴子の「青い花」など、
少女漫画の名作にも通じる、正しく叙情的な女子校ものである。
叙情的だけど感傷に溺れることなく、どこか冷めていて、大人より怜悧な少女たちの
会話や突然に見えて意味のある行動などの、軸がたよりなくてゆらめいている感じ、
だけどまっすぐで時には残酷な感じなど、素敵な緊張感が漂っていました。
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