本当はまったく興味がなく、妻に無理やり読んでみたらと渡されたのが最初。 子どもが二人いて、上が中学生になり、だんだん自分との距離を置くようになりつつある今日この頃。 だから、あなたも騙されたと思って読んでみたら、わかりやすくて良いわよ。
まぁこんなことで妻とけんかしても仕方ないかと読んで見ると、こんな簡単なことで(実行するのはなかなかむずかしいけど)子どもと通じ合えるのかと。
上の娘は最近、話をするよりケータイばかりいじって、私のほうに顔を向けることすらしない。これを注意すれば、けんかになる。しかしケータイを取り上げれば、友だちの中で仲間はずれにしてしまいそうでそれもできない。どうししたらいいかと思っていたそんな時、 ケータイは子どもの「居場所」 という見出しの項があった。 ケータイは子どもの「居場所」。上手に親がリードしてね・・・・と否定ばかりじゃダメなんだと、子どもを認めつつ、親がルールを決める、簡単そうでなかなかできないが、うちでも早速娘と話そうと、決めました。
どうしてもまず否定から入りがちな自分を反省。まず娘を認めてから、話をする。 最初は仕方なく読んだけど、むずかしくなく、すごく簡単で心にすっと沁みこむこの本、オススメです。
尾木ママの話口調で書かれているので、 直接語りかけられているような錯覚に陥りながら読むことができました。 内容もとても参考になるものが多かったです。 図書館で読みましたが、購入し繰り返し読む価値のある本だと思います。
読み始めてすぐ、イマイチかなぁ・・・と思いました。
それは2点。
1つは、小中学生を対象とした子育て論が多く、
3歳児の子育て中の私にはまだ早かったかなぁというところ。
もう1つは、ウリでもあるオネェ言葉の口語体。
いちいち尾木ママを思い浮かべ口調を想像せざるを得なくて面倒くさい(笑)
何よりカバーがふざけてる(笑)
でも、その2点は読み進めていくうちに気にならなくなりました。
私は叱ってばかり、時には手が出ます。
叱らない、なんて無理、世の中そんな母親だけになったらどうなるのさと
うがった見方をしていましたが、
尾木ママの、叱らないことへの想いを読んでいるうちに
私もそうありたいと思えました。
それでも、日々育児で叱らないなんてあり得ないとの思いがこみ上げてきた時、
そんな母親達を見透かしたようなフォローが後書きにあり、
改めてこの本を読んで良かったと思えました。
○○すると◇◇になる!!△△だと□□!!
なんて書いていて興味をそそったのですが、
方法論というよりは尾木ママの感想や体験談ばかりで正直肩透かしでした。
しかし、かえって心にスッと入ってきたように思います。
子育ての先輩として両親を全く尊敬できない私にとっては、
読んでいて自分が癒される部分もありました。
尾木ママの馴れ初めなども良い息抜きになるし、
何より尾木ママも子育てで失敗しているお話しを聞けて、
新米ママとして肩の力が抜けてこれからの育児が楽しみになれた1冊です。
実子を育て上げ 里親をしているので 参考にするために購入しました。
親じゃなくても、「こころ」の子育てができるようになりたいです。
まず、この著書は、
HPで更新される武田邦彦氏のブログが、
ベースになっていると思います。
本書も、世界基準である、
「人が1年間で浴びて良いのは1ミリシーベルト」
を軸に、分かりやすく持論を展開します。
被ばく量、掃除の方法など、
参考になる情報は、他の著書と同じで、
相変わらず。
しかし今回は、
尾木直樹氏の視点が入った事で、
子どもが受ける教育現場の、
問題のある実態が浮き彫りになっていました。
特に、以下の情報は、
武田氏の他の著書には無かったり、
計算のサンプルなどは、
より詳しい解説があって分かり易かったです。
※( )はページの分量です。
・巻末のカラーページ地図(1ページ)
→3月から5月までの放射性物質の飛散量を、
日本地図で色分けした簡略の地図
・放射性物質がたまる危険な場所(10ページ)
→子ども目線で綿ボコリが貯まる場所を、
公園、家、玄関などイラスト付きで解説。
・武田邦彦氏と尾木直樹氏との対談(17ページ)
→工学博士の武田氏の目線から分からなかった事を、
教育法論家としての尾木氏の目線で補足。
・レベル7 3.11ドキュメントカレンダー(4ページ)
→3月の事故が起きてから5月末までの、
東電や政府の対応が時系列でまとまっています。
事故のおおまかな流れというよりも、
政府の発令や、食品の出荷制限などの詳細です。
・被ばく量が分かる計算式(7ページ)
→内部被ばくを想定した被ばく量の計算のサンプルです。
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