ルーラ政権の解説のような政治の話はもちろん、ブラジルの経済、産業、社会のことから、アマゾンの熱帯雨林などの自然やブラジル音楽、映画の話まで、硬軟とりまぜて、読み物としても、たっぷりブラジル情報を楽しめます。その上、100人を超える専門家の皆さんの説明ですから、内容についても、安心です。巻末の資料には、「ブラジル年表」をはじめ、「略語集」、「文献リスト」、「ウエッブサイト」のことまで載せています。索引も便利です。通勤の電車や仕事の合間を使って、「読んで」います。気に入っています。
中国にいる友達に送ったのですが、「最近出ている問題と傾向が似ていて、よかった」って言ってました^^
実を云ふと永い間、古賀メロディーといふのは余り好きではなかったんです。 でも、この音盤を聴いて何だか古賀メロディーも捨てたもんぢゃないナアと思ふやうになりました。 それに戦後の流行り歌の中にも結構イイ唄があるぢゃ御座居ませんか。 奈良光枝さんの「赤い靴のタンゴ」なんて近頃あんまり聞かなくなってしまひましたけど、当節の若人たちはかういふ素敵なお唄のあることさへ知らないで居るのかしらん。 久保幸江さんの「トンコ節」を聞くと特需景気の頃を想ひ出す方々も大勢い居らっしゃるんぢゃないでせうか。 神楽坂はん子姐さんの「あなたーのリイドで島田も揺れる芸者ワルツーの悩ましさー」てふ「ゲイシャ・ワルツ」も、ほんの遂この間の流行り歌の如くに聞こえますこと。 オススメ致しますエ。
この本では意匠設計者にとって必要最小限の設備関係の基礎的知識が得られるだろう。設備図が描けるとか読みこなせるとか言うレベルではないが、設備の話をするときに?マークがいくらかでも減らせて設備設計者とある程度のレベルでの会話が成り立つことを期待する。
何と言っても6枚目のディスクが凄いです。童謡歌手戸倉千代子として吹き込んだ音源、コンテスト応募テープ、「宝くじ音頭」、宇宙戦艦ヤマト、セリフ入り「東京だよおっ母さん」など、超レア音源が目白押し。これだけでもこの値段を払う価値はあるかも。それは言い過ぎか。 その他の5枚のディスクも、年代順でなくテーマ別の編成になっていて、面白い試みだと思いました。ただ、そのかわり全体像が見えにくくなったのは否めないので、ブックレットに年表かディスコグラフィーが付いていないのはつらいですね。そこを減点して星4つとしました。その不便は新潮文庫の田勢康弘著「島倉千代子という人生」の巻末付録で補いましょう(宣伝にあらず)。
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