まさにタイトル通りの作品。内容を読むとタイトルに頷けてしまう。
明るく、バカなノリの笑える作品ではありません。
どこか抑圧的な、それでいて爽快な銃撃戦が繰り広げられる落差のある一冊。
一面的な作品ではないので、なにかしらこだわりがある方や登場人物たちが苦悩や葛藤するような作品が苦手な方は回避を勧めます。
それでもアホの子な志甫がかなり作品をマイルドにしてくれたりするので、脳がとろけそうな台詞を堪能するという手もあります。
ただの銃撃戦ではなく、P.V.F(パラベラムが精神から生み出す銃器)を使用しての戦いを中心に展開される。
P.V.Fによってはスペシャル・ショット(特殊攻撃弾)というものがあり、普通のガンアクションモノとは違った楽しみがある。
このシリーズ、個人的にはとても期待している一冊です。
少しでも気になっている方には、一巻だけでも試しに読んでもらいたいと思っているほどです。
続巻を早く読みたいと思わせる類の内容なので、私は続巻の発売が待ち遠しいです。
私の評価は星五つです。前述の回避を勧める人以外には、自信を持って薦められる一冊です!!
読んでみて最初に思ったことは、よくあるラブコメなどが好きでその分類ばかり読んでいる人にはつまらないと思います。 銃好きやリアルな戦闘が好きな人には面白く感じると思います。ちょっとリアルから離れてる所もありますがw 何となく読んでいて自分は面白く感じました。 後半の急展開にはショックでした…(まさか1巻で退場とは…) ここも人を選ぶと思います。 全体的に解説などが多いです。気になったら買ってみては?
高価になりますがどうぞ全編お聞き下さい。
「素ばなし」といわれるジャンルに分類されるもので、
いわゆる怪談噺ではありません。
しかし怖いのなんのって!
効果音や演出に頼らず、単なるスタジオ録音なのに
この怖さは圓生師匠の高い技量に依るのでしょう。
前半のクライマックスは勿論「豊志賀の死」です。
古今亭志ん朝師匠もここだけ単独で演じておられます。
業病に憑かれた豊志賀の嫉妬、妄執は実に恐ろしく、
いいトシをして夢に見ました。
後半は「お累の自害」です。
人が変わった新吉の残酷さに身の毛がよだちます。
瞼を閉じても開いても情景が眼に浮かぶようで、
聞いてしまった事を後悔しつつ、どうしても
終いまで聞かずにはおられません。
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