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ジャン=マルク・ルイサダの弾くバッハ『フランス組曲 第5番 ト長調』は、優雅で詩情に溢れ、堅牢なバロック音楽ではなく、宮廷貴族のための舞曲としての風合いを感じさせるものでした。軽やかなタッチ、十分な余韻、他の演奏家の音楽とは求めるベクトルが違い、人間的な親しみを覚えます。ルイサダ初のバッハの録音ということですが、そこまで慎重な取り組みの意味が伺えるような新しいバッハ像がここに詰まっていました。 2011年12月に軽井沢の大賀ホールでレコーディングされたものです。録音の素晴らしさが質を高めていました。
その延長線上に「コラール『主よ、人の望みの喜びよ』 [カンタータ第147番より]」があり、遅めのテンポで、豊かな低音の響きを伴いながら、美しい分散和音の上にのるコラールの旋律に酔いしれました。よく弾かれるケンプ編曲ではなく、演奏の難しいマイラ・ヘス編曲を選んだということですが、和声の美しさをより引き出す響きを伴っており、印象に残りました。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」の第1楽章もそうですが、かなり遅いテンポ、十二分な響き、音楽の陰影の変化が伺えます。 第2楽章の1分経過後の重厚で圧倒するような左手の響きの豊かさが特徴的でしょうか。 そして第3楽章につながるわけですが、非凡な才能と言われますが、これだけ躍動感がありリスナーに迫ってくる「月光」もそうないでしょう。疾走感を伴いながらうねる様な音楽が連なり圧巻のラストを迎えました。11曲目を聴くだけで、ルイサダの素晴らしい才能と個性的なピアノの冴えを知ることができるでしょう。
ベートーヴェンのバガテル「エリーゼのために」、モーツァルトの「トルコ行進曲付き」ソナタ(K.311)など、誰もが知っている曲を華麗に優雅に弾いていました。テンポの揺らぎ、アタックの違い、ダイナミックレンジの大きさなど聴き慣れた音楽が違って聞こえるから不思議です。
ドビュッシー「月の光[ベルガマスク組曲~第3曲]」を聴きながら、2012年のドビュッシー・イヤーの新譜への期待が増しました。徹底的に音の重なりの響きの美しさを追求した演奏でした。幾分遅めで、テンポ・ルバートも頻繁に行われていますが、アルペジオの美しさから象徴主義的な色合いのドビュッシーの世界を再確認させてもらいました。
ラストのワーグナー「エレジー」は、初めて聴きました。ルキノ・ヴィスコンティの名作映画「ルートヴィヒ」にも使用されていたようですが、調性の移ろいが幻想的です。2分強という短い曲ですが、不思議な余韻をもつピアノ曲でした。
これは本当に素晴らしいショパンである。このアルバムを聴くと、ルイサダというアーティストが、この録音を行った2010年の時点で、本当に脂の乗った、ショパンのこれらの名作にアプローチするのに相応しいところにいると実感できる。これより少し前に出たマズルカ選集も素晴らしいものだったけれど、バラードという大曲を前にしても、ルイサダは「らしさ」を少しも失わず、むしろその立脚点を存分に活かし、新たなバラードのスタイルを創造してしまうほどの力を宿すまでになったようだ。
ところで、ルイサダらしさ、とはいったい何だろうか?そう、ルイサダのショパンはとっても個性的なのだ。例えば、バラードの第1番、おもに左手で、トントン、トントン、と刻まれるリズム、4分の6拍子特有の間の空けられた音型があるが、この「間」がルイサダの手にかかるときわめて多様。様々な曲想に応じてその強弱、拍のタイミングは大きな揺らぎ幅を持って振幅する。しかし、その振幅はホロヴィッツのように劇的な演奏効果を得るためのものとはちょっと違う。ルイサダは曲を細分化し、そこから自分なりの分節点を見出し、その分節点の間での音楽的機能を十全に与えるため、取りうるだけのアヤを音に与えているのである。それは間合いと強弱のみならず、その音の質(つまりソノリティー)にも及んでいる。これがルイサダの演奏の真髄の一つを成す大きな要素だ。
もちろん、それらのアプローチは、元来楽譜に書いてあることではないし、作曲者の指示に従ったわけでもない。ルイサダのスタイルは「独創的」にして「創造的」なのである。近頃、エデルマンのバラードも聴いた。それも見事な演奏だと思ったけれど、エデルマンとルイサダのスタイルはまるで違う!乱暴な言い方を許してもらえれば、エデルマンはまさにロシア・ピアニズムの本流、対するにルイサダはフランス流ショパンである。
しかし、そんな個性的な演奏だけれども、ルイサダの演奏はとっても魅力的。もうあちこちで奏者が聴き手に微笑みかけてくるような瀟洒でチャーミングなぬくもりに溢れているのだ。なんと暖かみの伝わるタッチだろう。本当に心暖まるショパン。
中でも印象的だったのは、バラードの第3番、第4番とアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズの3曲。いずれでもルイサダのスタイルは如何なく機能し、脈々と音楽の要素が供給され続ける。特に、私がアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズのピアノ独奏版をこれほど心行くまで楽しんだのは、この演奏が初めてのように思う。出来れば次はポロネーズ集の録音をお願いしたい。それと即興曲もぜひこの時期のルイサダの演奏で聴いてみたい!
1949に1eが出版されて以来, 62年間で17回の改定を経た18e.
先人の知識の累積を手に入れることができると考えると, 安い買い物です.
(数年後に出る日本語訳は恐らく3万前後すると思います)
内科学の教科書としては唯一, 人から薦められます.
世界中で使用されていて, 特に母国語の医学書がないような国では原書で用いられているからか、英語は読みやすいです.
全体としては膨大ですが、各項目の量は適切で, 1 Chにつき大体20, 30分程度で読めます.
項目が多すぎるせいか目次は結構雑なので, 体系的に学ぶというよりは辞書的な使用法が主になりますが, 的を絞れば通読も無理ではないと思います.
各科の専門書には敵わないところは当然あるので, 教科書という域は脱しません.
対象読者も, 内科医が専門外のことで調べたり, あとはGPやスーパーローテ/ポリクリ中の研修医/学生でしょうか.
持ち歩きには向きません: 大きく重いうえ, 分冊間での参照とかあるので2冊一緒に用意しておきたいです.
各部の色分けなんかは17eのほうがきれいだったと思いますが, これは見た目の問題ですし人それぞれですね.
Rx部全体に黄色い網掛けが入っているなど、アクセスのし易さは向上しています.
DVDは何個か見ましたが, 実技はNEJMのビデオ講座のイメージです.
内科疾患で外科的治療もある場合, もう少し触れていてほしいと感じたことはあります.
本棚で眠らせないようなるべく頻繁に参照するようにしています.
とても素敵な曲ばかりが取り上げられています。 エディションはパデレフスキ版だと思います(違っていたらごめんなさい)。 テキストにはルイサダ氏の書き込みも印字されてあり、解釈の参考になると思います。
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