この本は、「組織において働く喜びをどのようにして生み出すのか?」について知ることが出来る書籍である。
近年、組織開発、目標達成、課題解決、マネジメントの領域で自律型アプローチに関するスキルを紹介した書籍が発売されている。しかし、これらのスキルを扱う時には、その前提としてどのような人間観を持って人を捉えているのかが大きな意味を持つ。
本書では、自律型アプローチを扱う時に最も重要な意味をもつ人間観をOS(オペレーション・システム)になぞらえて分かりやすく解説している。
組織変革を期待する人に是非お薦めしたい良書である。
水面に避けられ焦る由紀。女装をすることを止めようと決心するが、左のサッカーの試合を女装して観戦する。避ける水面も由紀のことが忘れられずに自慰行為に耽ってしまう。左、水面と由紀は旅行へ出掛ける。そこで由紀は女装することを止める。然し、水面に見られ、なんだかんだで唇を重ねる。その現場を左に見られる。果たして、今後は?全体的に話の展開が遅いのが気になるが、及第点はつけられる。短編1本も収録されています。
さまざま社会活動や経済活動のベースとなる「ネットワーク」について、いろいろな単純なモデルを考案しながらネットワークの本質を理解しようとする苦闘を描いた本。一部わかりにく部分もありますが、とてもスリリングで、たいへん好奇心を刺激する本です。
筆者のダンカン・ワッツ氏は、社会ネットワークの本質的な特徴として、構造をもっていること(組織に属すること等)、一人ひとりの人間はアイデンティを持っていること(嗜好性や所属意識など)、ダイナミック性(ネットワークが刻々と変化していくことや、ある部分の変化がネットワーク全体に影響を与えること)、周囲の情報などに影響を受けることなどを挙げ、これらの特徴をモデルに盛り込もうと工夫していきます。とてつもなく複雑な社会・経済活動の中に、何とか原理のようなものを見出そうする試みはとても刺激的です。
本書の難点の一つは、やや学術的な用語が十分な説明無しに使われている点です。たとえば、ポアソン分布、べき乗、クラスタ、相転移、臨界、ピア・ツー・ピアといった用語です。しかし、わからない部分は調べながら読めばいいので、数学・物理・コンピュータの素養がある読者には十分読み通せると思います。
本書についてもう一点付け加えますと、筆者と訳者の人柄が行間に滲み出ていることがあります。筆者のダンカン・ワッツ氏は、『新ネットワーク思考』の筆者であるアルバート・ラズロ・バラバシ氏を露骨にライバル視し、バラバシ氏の著書を詳細に引用しながら、氏の業績の大きさに敬意を払う一方、恐れおののいているように私には感じました。本書の中には、バラバシ氏のモデルの問題点を指摘し、氏の仕事を上回るモデルを作って自分たち仕事の優位性を声高々に主張する、といった人間くさい記述が見られます。このような記述を不愉快と感じる読者もいると思いますが、私はかえって楽しめました。
本書で紹介されているモデル一つひとつは、たぶん社会ネットワークの一つの側面を取り上げたものにすぎず、たった一つのモデルで社会ネットワークを説明できるわけではないと思います。しかし、このような業績が積み重なり、ネットワークに対する理解が深まっていくことを期待しています。
本書の訳者に関しては批判的なレビューもあるようですが、私は、本書を日本の読者に送り届けてくれたことに対して、辻氏と友知氏のお二人にたいへん感謝しています。
ゆびさきの真のエンディング(9巻)です。
親友を支えるための由紀がとった行動。
そして由紀を取り巻く様々な女性。
とても心揺さぶられる作品です。
アニマルで連載見た瞬間、あーこれはやばい(笑)、と思って単行本を買うことが決定された作品。まだめちゃめちゃ新人だけど、少なくともこの単行本は、カルト的に売れるような気がする。妹キャラ、メガネキャラに女装癖のある美少女にしか見えない少年に、お姉さま(笑)。そっ・・・そろいすぎている(汗)。 でも、単行本買ってみて、心理描写がうまいなーと思った。主人公が女装するのは、悩みが深まっているとき。メジャーにはいま一歩な感じがするので、このままカルト的な作品で忘れられるか、もう一歩売れる路線に行くか、次巻と次回作が、期待ですね。 優等生の黒川さんのメガネ姿には、転びそうでした。絵がかわいすぎるっ。
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