決して、うまくない歌唱力なのに(というより…?)なぜか、聴く人を酔わせてしまう『北山節』 歌の合間にポツポツと入るトークも最高! 彼の、ファンには、絶対聞いて欲しい一枚!そして、初めて聴く人にも、北山ワールドの魅力を知ってもらいたい。彼を取り囲む仲間達との関係も感じ取れる! ギターの弾き語りで唄う『夢』は、最高!
聞いていると、まるで自分ひとりのために坂庭省吾がたった一人のコンサートを開いてくれているような気になるアルバムですね。ギター1本の弾き語りというシンプルさが、省悟さんのボーカルを引き立てて、曲のよさも際立たせていて、とってもいい感じです。MCも省悟さんの人柄そのままで、聞いていると今でも京都でがんばっている、そんな錯覚さえ覚えます。このアルバムは、09年のベストです。決してメジャーに活躍していたアーティストではない彼のこんな素敵なアルバムを企画してくださった関係者の皆様、本当に感謝です。
決して歌はうまくないと思いますが、このストレートな歌い方は素朴で、実直なものです。自分もこう生きたいと素直も感じました。
「今語る」にだまされた、とは言いませんが、純然たるインタビュー本ではありません。そうかだから著者が「きたやまおさむ」ではなくて「前田祥丈」なんだ、と今頃気づきました。
きたやまおさむの語りに、かなり著者の解説というか説明が加えられています。別にそれが邪魔だとは思いませんが、やはり生の声を聞きたいと思います。
内容はかなり充実しています。きたやまおさむの虚と実というか、プレイング・マネージャーぶりを時系列を追って語られていますし、将来についてまで触れられているところが単なる回顧録に終わらせていないので良いと思います。
CDは、きたやまおさむについてはあってもなくても構わない、本当におまけという感じです。8曲収録されていますが、本書にコメントがある以外は特にこの8曲でなければならないという説明はありません。それでもどれもが代表作だと思いますし、「戦争を知らない子供たち」はジローズのバージョンではなく、万博の時のものだと思いますので、ある意味必聴ものかもしれません。
30年以上前に、兄貴に買ってもらったレコードでした。レコードはすべて処分しちゃったので、懐かしくて、思わず購入してしまった。あの頃思い出す。シンプルな音です。。。。
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