あまり救済の技法の曲自体好きじゃなかったのですが、ニコニコメドレーで別の曲を気に入り購入したら、ベルセルクが!!フォーセスが四つはいってました。
もちろん他の曲もとてもいい。もっと早くに買っておくんだったー、と思いました。
ベルセルク。漫画とアニメと映画になって、長く愛されるバイオレンス作品。36巻で未完ですから、これからの展開も楽しみ。 これだけの大作となると、いろいろな見方ができるので、 書いてみよう。
今までの登場人物から: 永井豪作品の影響か? 剣の異常さからバイオレンスジャック。ガッツとグリフィスという超人の争いでは、デビルマン。鬼と異形の者から、手天童子。
うしおととらの影響か? 狂戦士の鎧にとりこまれた姿は、黒い白面の者。命を削る鎧は獣の槍。海神の姿はあやかし。
パイレーツの影響か? 髭船長の様子はまさにパイレーツオブカリビアン。 海賊の棟梁でいるうちや、取り込まれた後の幽霊海賊船。 まさに映画なみ。
そんなベルセルク、どこへ向かうのか? 気を永く、せかすことなく、楽しみに、待ちましょう。
私は白い鷹、グリフィスの破滅的な美しさに魅了されてしまった。 それを発端にして、アニメ、映画と楽しんでいます。 先はまだまだ見えないようです。 それも良し。
ドリームキャスト版ベルセルクから比べると格段にゲーム性があ~っぷ!腕を斬りおとされてのたうちまわる雪男とか、細部までリアル。 特にうれしかったのは、バイオハザード系が超苦手なわたしのようなユーザーのためにイージータイプがちゃんと用意されていることです!烙印の道?狂戦士の道?無理無理!わたしは魔を浄化する光に照らされた旅人の道を進みます。いや~、これで安心してプレイできました。ライフゲージが減らない減らない。 ゲーム内容も原作に忠実だし、グリフィスやゾッドとの対決があったりいろいろ漫画のベルセルク読者にいい夢を見させてくれる内容でした。 声つきガッツやグリフィスにしびれました~~。
この作品には、凄まじい衝撃を受けた。 その世界観、日本語、そして画力、どれを取っても超一流であり、 特に画力については世界一だと私は感じている。 一枚一枚のコマが、まるで写実的な壁画のようでありながら、 漫画としての美しい流れを持っている。漫画としての最高の技術がここにある。 どうすればこんな光景が頭に浮かび、漫画として表現できるのか。想像もつかない。
また、西洋の世界観を元にしながら、作品中のセリフはほとんどが日本語である。 現代日本では見かけないような言葉もそこかしこで効果的に使われており、 作者の国語力に驚嘆する。 その言葉は、比類なき画力と相乗して圧倒的な力を持つ。 日本人の喜びの一つは、漫画を母国語話者として読めることだと 思ってはいたが、この作品でその極みを感じることができた。
この第一巻は物語の序章で、絵はまだ拙い。正直凡作感もある。 しかしながら巻が進むにつれ、画力は向上していく。これが感動を後押しする。 漫画内の偉そうなセリフを書くだけの努力を、作者も漫画に対してしていると感じるからだ。
ありがとう、三浦さん。
・・・そういえば、一点だけ気になったのは、作中世界の人口構成です。 なんか社会崩壊するほど死んでるような・・・綿密な世界感の分、気になってしまいました。
映画化第2弾となる今作も前作同様細かな改変と、カットされたシーンが目立ちます。 とても印象的だったシーンも、重要と思われるシーンも、個人的に好きだったセリフも、情け容赦なくカットされているので、原作既読者ならば「え?このシーンないの?」と1度や2度必ず思うはず。 その割にはダンスシーンや濡れ場など、妙に冗長なシーンもあったりで不満を募らせた人が多いのも納得。
ただ映画には映画のリズムやテーマがあると思いますし、画面の美しさや戦いの迫力などは評価に値すると思います。 集団戦では相変わらずCGが多用されていますが、中世の合戦の生々しさが感じられる細かな戦闘描写はなかなか良いです。 ファンサービス的にファルネーゼとセルピコ、そしてパックが登場したのも俺は素直に嬉しかった。
次回はいよいよ黄金時代篇最終章ですね。 おそらく前回や今回と同じく、多くのファンから非難を受ける事と思いますが、私はこのスタッフが「蝕」をどう描き、映画としてどうまとめるのか楽しみにしています。
|