いわゆる悪い母親像について容赦なく熱く解説されていると思った。
大抵の人は、読みながら自分・あるいは母親のことを思い浮かべて、多かれ少なかれ思い当たる節があるのではないだろうか。
筆者の掲げるDMCという捉え方は、この本では主に母親のそれにスポットが当てられているが、度々筆者が指摘しているようにカルト宗教にも当てはまるし、特に日本ではいわゆる「世間」という存在にも応用できるのではないか。
このあたりは泉谷閑示氏が「普通が良いという病」等の著作で提起している、世間に抑圧された本当の自分、といった論点に重なる。
母親しかり、世間しかり、人生で不可避的に経験することになるいろんな抑圧・DMCと、本当の自分との間でどうバランスを取るのか。
それにしても、この本の筆者の筆致の激しさはどうだろう。
母親の立場でこれを読み通すのは、かなりしんどそうだ。
第一子、真ん中っ子、末っ子、一人っ子の特徴が分かりやすく書かれていて、ためになりました。 4種類×2人(男女一人ずつ)の生まれ順の体験談も書かれていて、面白かったです。
ちなみに、私は第一子です。
教師夫婦が共謀して、息子を殺すという、ショッキングな事件を、家族病理の視点から、詳しく書いてあります。 事件は、起こるべくして起こった、と思えてきます・・・。
昔、書店で立ち読みして救われた本である。
特に、自分が弟や妹として育ったという人に読んでほしい1冊である。
長男がいかに大変かが書かれている。
下に妹がいる長男であるわたくしは、 自分の理解者がいる、とおもい、この本を読んで泣いてしまった。 この本に出会えてよかった、とおもえる1冊である。
結婚を考えている全ての女性にお勧めの一冊です。
【女姓婚】とは 女性の苗字で結婚すること。*婿養子とは異なる。
メリット キャリアの継続が可能。 結婚へ男性の背中を押してくれる 嫁姑問題が起きない
この本は従来の 結婚のあり方に加え第三の選択を与えるもの。多様化、国際化の進む世の中で結婚後の氏の選択にも自由があってよいはず。女性の苗字で結婚することにより、女性の自立、男性との共生を表す。女性はもはや男性にのみ属すのではない。
他の方もおっしゃるように、この本は文字の大きさや内容も読みやすくすぐに読めるのでお勧めです。
兎に角、迷っている方には一読をお勧めします。
今後、この【女姓婚】という言葉が様々な場面で使われるのを期待しています。
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