大きいウサギと小さいウサギ、どちらのほうがいっぱい愛しているかを二人で競い合う。読んでいてほのぼのとします。娘と(1さい8かげつ)私のお気に入りの本です。
どこまでも孤独に追い詰められるレイチェルに痛々しさを感じながら読み終えました。人生は変えられないのでしょうか。天涯孤独のレイチェル。仕事にも友人にも恵まれているようなのですが、[家族の一員である自分]を求めているようです。リビングストン夫妻とヘザーの力になりながら孤独から逃れようとするレイチェル。ラスト、水に囲まれた町でヘザーから放たれた穏やかだが痛烈な一言。故郷に取り残されたリビングストン夫妻。文面はよく覚えていませんが、西日を浴び絶望に佇む夫妻が目にうかびます。作家のヒロインや亡命者のストーリーと違い、比較的身近な孤独の形であるせいか、ブルックナーの作品の中でも一番に孤独をひしひしと感じる作品でした。
“これはわたしの庭のバラの花 これはわたしの庭の バラの花でねむるハチ。”
左のページにことば。右のページに写実的で存在感のある絵。 たっぷりとある余白が、ページを繰るごとに 積み上げ歌のように、少しずつ埋められていく。 野ねずみが出てきて、猫が追いかけて・・・ハチが・・・
やがて見開きのページいっぱいの絵。その迫力もすごい。 そして、最後はまた、私の庭の一本の赤いバラ。 何事もなかったような静寂に戻る。
コルデコット賞受賞の『ふたりはともだち』の作者でもある アーノルド・ロベール夫妻の作。
分厚くきれいな写真がたくさんのってて、たまにながめたい癒し系写真集です。 建物は伝統的なものが多いですね。 バリ好きさんにはオススメ
会社(ビジネス)が社会にたいしてどうあるべきかの理想を実現しているような、化粧品会社、ザ・ボディーショップの創始者の半生・理念がわかります。バリバリなキャリアウーマンがいかに一代でグローバルな会社作ったという固いビジネスの話ではなく、とってもフランクな感じで書いてあり、読みやすくておもしろいです。
亡くなられたのを知ったとき、早すぎると思いました。
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