詩集を初めて買う方にも、そうじゃない方にもお勧めな一冊です。高村光太郎の「レモン哀歌」や中原中也の「汚れちまった悲しみに…」など。皆一度はどこかで読んだ事があるような代表的な詩ばかり。
ちなみに私は石垣りんさんの「くらし」が好き (・_|
いろんな人の詩が入ってるので、新しい詩人との出合いがあるかも。 お勧め!
戦後ナショナリズムについて議論をはじめる上での出発点となる基本書である。著者の資料の選択や分析に関しては異論もあろうが、ここまで包括的な資料を呈示したことに意味がある。いわゆるナショナリズムや公共性をめぐる<右>と<左>の討議において最も問題なのは、お互い議論の叩き台となる共通認識が形成されていないことである。小熊自身はもちろんリベラルの側に立つとはいえ、ここでの分析が彼自身のイデオロギーをなるべく表出しないかたちでなされていることには大変意味がある。もちろん、清水幾太郎を別書で扱っているからといって省略してしまったり、吉本隆明の扱いが社会へのインパクトの割には過小評価されていたり、著者自身の偏向もみられないわけではもちろんない。 本書の出版後、ナショナリズムを語る際には本書を読破していることが条件になると思われる。よって、本書は一つの結論を呈示しているというよりは、今後の議論の出発点となる、非常に貴重な書なのである。「単一民族神話の起源」「<日本人>の境界」と並んで、今や必読の書の一冊といえる。
小熊秀雄の3つの詩集が一冊になった感じなのに、とてもコンパクトです。小熊の世界が概観できるオススメの一冊です。現実に苦しんでいる人なら、どこかで共感できる言葉に出会う一冊だと思います。「闇が暗ければ、星は光るんだ、君はその星の光りを見落としてはならない」・・・ああ、そうだよな!と、元気づけてくれる、はげましてくれる詩集です。
小熊秀雄の3つの詩集が一冊になった感じなのに、とてもコンパクトです。小熊の世界が概観できるオススメの一冊です。現実に苦しんでいる人なら、どこかで共感できる言葉に出会う一冊だと思います。「闇が暗ければ、星は光るんだ、君はその星の光りを見落としてはならない」・・・ああ、そうだよな!と、元気づけてくれる、はげましてくれる詩集です。
1901年生まれで、39歳で結核でこの世を去った詩人の作品。北海道は旭川出身。
2006年2月某日、NHKラジオの朗読の時間に「ある手品師の話」を寝床で聞いたのが出会いである。
子どもに読んであげたい。感性の鋭い、奇をてらわない、おもしろかなしい
はなし...時代の産物ともいえる。一部作品は当局から発禁処分を受けている
(この童話ではないが)。この作者を知らなかった自分を恥じる...
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